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カテゴリ:岩手県 勝手に観光案内
今日の秋田は急に「寒く」なりました。
3週間ほど前、つまりは9月の終わりまでは「半袖」を着ていたのに、今朝、遂にファンヒーターに火を入れました。午前10時の秋田のアメダスは10度でした。青森の大間の方が暖かいようです。 今日は、SL試運転はありません(新聞でも「試運転は終了した」と報道&実際に来なかった)。明日から2日間の本番、雨が降らねばいいですが~。 さて、SLがないので今日のブログは通常運転。 「秋田総合車両センター」公開の様子は後回しにして、火曜・水曜と、八幡平と秋田駒ヶ岳を巡ってきました。「紅葉狩り」ってやつですね 行路は秋田→上小阿仁→米内沢→比内→大葛→花輪(八幡平)→東北自動車道→松尾→アスピーテライン→玉川ダム→田沢湖高原水沢(ヨ)→秋田駒ヶ岳→乳頭→角館→秋田 大葛(おおくぞ)温泉から八幡平(山ではなく駅名、旧村名としての「八幡平」)を経て鹿角八幡平インターチェンジに至りましたが、青看の通り走ったらバカくさい程の遠回りになりました。大葛温泉から高速へ向かう方は、山を下りたらすぐの「尾去沢」方面へ左折しましょ~。 鹿角市八幡平から岩手県八幡平市の旧松尾村へ向かいましたが、下道は恐ろしく時間がかかるので高速道路でショートカット。通行量が驚くほど少ない(秋田自動車道の方がまだ多い)東北自動車道を経て、松尾八幡平ICで下道へ。 松尾 1 posted by (C)Traveler Kazu 高原らしい悠長な風景が広がります。牧歌的。 火山の真下ですから水田はなく畑作地帯。 松尾 2 posted by (C)Traveler Kazu 八幡平が間近に見えます。楯状火山のようななだらかな山容。 「ような」としたのは、最近は、成層火山がなだらかになったのではないかとの説あり。 松尾 3 posted by (C)Traveler Kazu 振り向くと、成層火山の岩手山の雄姿。ゴツゴツした印象。 岩手山は有史以降の噴火の記録があり、近現代になっても時々活動しています。 1990年代後半に一時、火山性地震が頻繁になったのは記憶に新しいですね。 インターからの道路は、旧松尾村の外れの、アスピーテライン入口に出ます。 右折するとすぐ、登りが始まります。 しばらく登ると、高原の景色にそぐわない、無機質なコンクリートビル群が出現します。 松尾鉱山社宅跡 1 posted by (C)Traveler Kazu 以前もご紹介したことがある物件です。 「松尾鉱山跡」です。東洋一の硫黄鉱山として栄え、「雲上の楽園」として、最盛期の昭和30年代半ばには1万3000人も住んでいたそうです。山から下りなくても、学校はもちろん、買い物や娯楽に至るまで全て揃った夢の街だったそうです。 ところが、輸入の増加や石油精製時に出る硫黄の急増で、1969年に倒産に追い込まれました。 このアパート群は、水洗トイレ完備、セントラルヒーティングなど、当時は時代の最先端をゆく住宅だったそうですが、閉山により廃墟となりました。 社宅跡を含む鉱山敷地は立入禁止です。稼働している施設もあります。 松尾鉱山社宅跡 3 posted by (C)Traveler Kazu 鉱山跡から更に上がると、眼下を遠望できるところ(駐車スペースあり)がありました。 こう見ると、「雲上の楽園」がよく分かります。 松尾鉱山社宅跡 4 posted by (C)Traveler Kazu アスピーテラインは冬季閉鎖ですが、八幡平温泉郷はそれより手前なので行くことができます。 明日はSL撮影に出ます。長時間停車を使って下り2カ所撮ったら午後は仕事。 更新はしないかもしれません。そして、次の更新はSL本運転の写真をUPするでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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