|
カテゴリ:秋田県 勝手に観光案内
どこまでが「内町」で、どこからが「外町」なのか現在では線引きはないのですが、城下町には一般的にこのような居住地域分けが存在しました。「内町」が侍町、「外町」が商人町です。
JR秋田新幹線の角館駅から5分も歩くと、本格的に角館の街並みに入ります。 前回ご紹介した「食堂いなほ」さんを満腹で出て、一路武家屋敷の方へ。 角館外町の街並み 01 posted by (C)Traveler Kazu 秋田銀行 角館支店 昨年の10月に新築移転した、地方銀行の支店です。 外観は、四角形を基本とした現代風の設計ですが、通りに面しては石畳と「雁木(がんぎ 別称「こみせ」・「こもせ」)」を設置し、観光地にふさわしい仕上がりの建物になっています。内装の一部には樺細工が使用されているそうです。 筋向いには「外町交流広場」という、やはり雁木をイメージした屋根のかかった空間が整備され、朝市も開かれているようです。帰路またここを通りかかると、子供たちがカードゲームに興じていました。 角館駅から続いた通りは、ここで丁字路に突き当ります。 その突き当りには角館郵便局があります。 角館郵便局では、風景印と通帳用局名ゴム印の両方が、桜をイメージした特殊な印影です。 6年前になりますが訪問済みです→2009年5月 角館郵便局 土産品店で絵葉書を買ってメッセージをしたため、桜の切手を貼って風景印を押してもらって差し出すと、喜ばれるでしょう。 武家屋敷へ向かうには、丁字路を右折して北に向かいます。 角館外町の街並み 02 posted by (C)Traveler Kazu 外町資料館たてつ(田鉄家)/角館桜皮細工センター郵便局通り店 角館の名産工芸品のひとつに「樺細工(桜皮細工)」が有名で、町内に職人さんが何人もいらっしゃいます。「樺細工」といっても、樺の木は使われておらず、ヤマザクラの樹皮を剥いで光沢を出し、型にあてて成型する伝統工芸です。樺は使っていないので、分かりやすいように「桜皮細工」と書かれる場合もあります。 この後ろに、明治時代の商家の構造をよく残す「田鉄家」が現存し、同家が使っていた日用品などを展示しています。 角館外町の街並み 03 posted by (C)Traveler Kazu ちょっとディープな路地も。 そして、角館の町を東西に貫く広い道に出ます。その角には 角館外町の街並み 06 posted by (C)Traveler Kazu 食彩 町家館 今年の春新規オープンした、角館の名産品売店と、地場産品のレストランを備えた施設です。1階にてお土産販売のほか、「かりんとうまんじゅう」の実演販売、そして、仙北産大豆を練りこんだ麺にいぶりがっこのダイスカットがアクセントの「いぶり担々麺」のイートインコーナー。2階がレストラン「町家キッチン」。 角館外町の街並み 07 posted by (C)Traveler Kazu 同じ敷地の隣の区画。 秋田にも、「観光地仕様」のセブン-イレブンが登場しました。 ちなみに店内は普通。ATMやドリップコーヒーももちろんあります。 角館外町の街並み 04 posted by (C)Traveler Kazu 同じ敷地の、食彩町家館の裏には、オープン前の建物が完成済みです。 和風なデザインの建物ですが、まだ看板等は出ていませんし、内部も寂しいまま。 ただ、シンボル看板のサイドは目隠されていませんね。見当はつきました。 角館外町の街並み 05 posted by (C)Traveler Kazu 北都銀行 角館支店が筋向いから移転するようですね。 そして同じ敷地内ではもう1区画建設中の建物があり、そこにはホテルができるそうです。 もっとも、これらの敷地は以前「角館プラザ」があった場所で、1階・2階は商業施設「協働社角館プラザ」(同社破たん後は「タカヤナギ角館プラザ店」)、3階以上はビジネスホテル「角館プラザホテル」、最上階6階には何と回転展望レストランがあった、角館のシンボル的ビルでしたが手狭な上に老朽化して解体されました。随分昔に1度だけ泊まったことがありますね~。 新しいホテルは和風の外観の予定。当然ですが回転レストランは計画にありません。 武家屋敷に直行するには郵便局から歩いてきた通りをそのまま直進すればすぐですが、今回は緑の桧木内川堤にも立ち寄ってみました。よって、「町家館」の前の交差点を左折です。 角館外町の街並み 08 posted by (C)Traveler Kazu この、角館の中心部を東西に伸びる通り沿いにも、土産品店、飲食店や酒販店が立ち並び、賑わいを見せております。 (画像は反対向きに撮っています) この先、春は桜のトンネルで大賑わいとなる桧木内川堤です。以下、次回! ここまで歩きました!(goo地図) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年06月17日 17時42分46秒
コメント(0) | コメントを書く
[秋田県 勝手に観光案内] カテゴリの最新記事
|