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カテゴリ:秋田県 勝手に観光案内
秋田県角館の街の散策日記、その9です。
角館の街には2つ(2地区)の武家屋敷街が、別々にあります。 (あまりご存じないかもしれません) ひとつは、前回までご紹介した、お城に近い「武家屋敷通り」。 もうひとつが、今回ご紹介する「田町武家屋敷」です。 角館田町武家屋敷の街並み 03 posted by (C)Traveler Kazu 田町武家屋敷 「西宮家」のウェブサイトによると、芦名家や佐竹北家の家臣が住んだ「武家屋敷通り」と違って、こちらには佐竹家本家の直臣が住み「今宮武士団」と呼ばれていたそうです。 現在は建物の更新が進んで藩政時代の建物の現存はごくわずか。観光地となっている「武家屋敷通り」と比べて生活色の濃いエリアとなっています。「重要伝統的建造物群保存地区」には指定されていません。 田町武家屋敷の歴史的建造物で唯一公開されているところに初めて立ち寄りました。 それがこちら 角館田町武家屋敷 西宮家 09 posted by (C)Traveler Kazu あきた角館 西宮家 西宮家の御先祖様は「今宮武士団」の中でもエリートだったそうです。明治以降、町村制施行後の初めての町長選挙で当選して、その後も何度か町長を務めたほか、大正時代にかけては地主として繁栄したそうです。 角館田町武家屋敷 西宮家 08 posted by (C)Traveler Kazu 現存している西宮家の建物は、明治~大正にかけ、地主として富を得た頃に建てられた母屋と蔵で、観光・物販施設として営業されています。 入場無料なのでお土産品の品定めに立ち寄ると良いでしょう。 角館田町武家屋敷 西宮家 07 posted by (C)Traveler Kazu 敷地内に5棟現存しているガッコ蔵。「ガッコ」とは秋田弁で「漬物」のことで、お漬物を貯蔵するために建てられた蔵ということです。 ※ガッコ=「いぶりがっこ」に限らず漬物全体を指す 角館田町武家屋敷 西宮家 06 posted by (C)Traveler Kazu 試食も色とりどりでカラフル 閉店間際に立ち寄ったので、沢山食べてと言われお言葉に甘えました お土産に1点、いぶりがっこスライスの麹漬けを買ってきました 角館田町武家屋敷 西宮家 05 posted by (C)Traveler Kazu 北蔵はレストランに改装されていて、角館が力を入れている「御狩場焼」も食べられるそうです。 角館田町武家屋敷 西宮家 03 posted by (C)Traveler Kazu ずっと歩きっぱなし見学しっぱなしだったので、ここでブレイク。 お庭の緑を眺めながらコーヒーフロートを頂きました 角館田町武家屋敷 西宮家 01 posted by (C)Traveler Kazu 実は、今回は武家屋敷通りの方から歩いてきて、正面ではなく裏口から入りました。 こちらには西宮家で一番大きい蔵米蔵(向かって右・奥の建物)があり、現在は西宮家のアンティークショップとなっていました。 ※手前は町の施設 次回、「田町武家屋敷」を更に歩きます。 あきた角館 西宮家 秋田県仙北市角館町田町上丁11-1 新潮社文学記念館向かい ・年中無休 10:00~17:00 列車・バスのかた ・JR角館駅より、歩いて7~8分 角館田町武家屋敷 西宮家 02 posted by (C)Traveler Kazu ・バスは、角館駅前バス乗り場より、大曲バスターミナル、六郷高校、境営業所、田沢湖駅前の4路線で2つ目か3つ目「立町」下車。 ※西宮家正門が面する道路が一方通行のため、「西宮家前」バス停には道路を周回後、停車するようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年06月29日 13時30分08秒
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