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カテゴリ:秋田県 勝手に観光案内
今日、明日と、秋田市土崎では「土崎港曳山まつり」(国指定重要無形民俗文化財「土崎神明社祭の曳山行事」)が今年も威勢よく開催されているようです。
土崎港曳山まつり 16 posted by (C)Traveler Kazu (昨年撮影) このお祭りでは、来客に対し「かすべ煮(煮かすべ)」でもてなすという慣わしがあります。6月下旬ころになると秋田市内のスーパーでは、「干しかすべ」という商品が大陳されます。 DSC_0377 posted by (C)Traveler Kazu (資料画像) この、かすべ。 生きている姿を見たことはないという人が、秋田県民でも多分多いと思われます。 生きている「かすべ」見たくありませんか?? 生きている「かすべ」こちら 男鹿水族館GAO 9 posted by (C)Traveler Kazu こんなかわいい コモンカスベ ハタハタとともに秋田県の魚食文化を語るに欠かせない魚であるので、生きている姿を男鹿水族館GAOで見ることができます いつも、このように水槽のガラスに張り付いて愛想を振りまいているそうです 男鹿水族館GAO 10 posted by (C)Traveler Kazu ヒレが足みたい かわしいですが、おいしい。 見た目は「おいしそう」ではないですね…。 一般的に「かすべ煮」には「干しかすべ」が使われます。 「生かすべも」販売されていますが、下ごしらえが面倒だということです。
コモンカスベの生息域は北海道以南~南シナ海(GAOの解説板より) 他のカスベの中には北海道周辺で水揚げされる種類もあり、北海道でよく食されるそうです。 その料理はやはり「かすべ煮」が主流とのこと。 秋田県の中でも土崎港にだけ「かすべ煮」が大々的に伝わっているのは、北前船の文化なのかもしれませんね。 ※北前船:江戸時代、北海道(松前)と上方とを日本海側の各港に寄港しながら航行した物流船 土崎港曳山まつり(土崎港まつり) 毎年7月20日(宵宮祭)・21日(例大祭)【曜日にかかわらず日付固定】 20日の各町内の曳山運行は、午前中心に神明社に参拝ののち夕方まで。 その後、ホテル大和~土崎郵便局付近の旧国道「本町通り」で「ふれあい曳山」や演芸披露などの観光イベントを開催。22:00規制解除。 21日は午前中に各町内より「穀保町」へすべての曳山が集合し神輿渡御の神事(11:15~30頃) 12:30より「御幸曳山」としてすべての曳山が4時間かけて「相染町」へ向け「本町通り」を運行。 20:00より「戻り曳山」として「相染町」を出発し「あいや節」を奏でつつ最後のひと踏ん張りで各町内へ帰る。24:00規制解除(遠い町内の曳山は24:00以降も帰着まで運行継続)。 ※「穀保町」= 土崎港南1丁目。祭り開催地域の最南端で、イオン土崎港店の西側(イオンは「幕洗川一区・三区」) 現在の住居表示「土崎港穀保町」は、国道バイパスと秋田運河に挟まれた工業地域です ※「相染町」= 土崎港中央7丁目・北7丁目。祭り開催地域の最北端で、旧国道の土崎踏切~マックスバリュ港北店裏側付近 交通アクセス JR利用が便利で安心です。 JR土崎駅下車。駅前「郷社通り」を歩くと、土崎神明社を経て5分ほどで旧国道につきます。 「穀保町」へ行きたい場合は左折、「相染町」へ行きたい場合は右折してください。 【帰路の最終列車】秋田ゆき23:42/八郎潟ゆき00:11/男鹿ゆき22:54 車の場合は「セリオン(道の駅あきた港)」が駐車場として案内されております。 例年、帰宅時間を中心に激しい渋滞となるので、時間に余裕をもってお越しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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