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カテゴリ:秋田県のジオパーク
標高248.3m、「板場の台」に、車を停めました。
男鹿半島寒風山 板場の台 01 posted by (C)Traveler Kazu (羽立・男鹿中方面から見て)道路左側の空き地が駐車スペースで、眺望ポイントは道路の向かい側になります。 ここは、一目見て特徴的な地形だなあ~という実感が湧くポイントでした。 ここは、大火口の火口縁にあたり、寒風山大火口の火口原(火口の中が平原になっている状態)を雄大に見下ろすビューポイント。 また、その火口原の中に溶岩流の痕跡、溶岩堤防、溶岩じわ(皺)が見られます。 男鹿半島寒風山 板場の台 02 posted by (C)Traveler Kazu 今の時期は草木が枯れて、地表の凹凸が良くわかりました。 この写真でも、パッと見ですぐ発見できると思います。 この画像に書き加えたものが、こちら 男鹿半島寒風山板場の台 溶岩堤防 posted by (C)Traveler Kazu 溶岩流は、左奥の山の手前に開いた「妻恋峠火口」から流れ出してきたものだそうですが、行く手を阻まれこの火口原の中で留まっています。 溶岩堤防は、溶岩の先端近くが冷え固まって高まりになった地形で、溶岩流とは直角の方向にできるとか。 溶岩じわは、その名の通り溶岩流が冷え固まった時にできる表面のシワシワです。 ※写真中の「溶岩堤防」「溶岩じわ」の位置は現地の看板とパンフレットを参考にしましたが、間違いがありましたらお知らせください。 男鹿半島寒風山板場の台 03 posted by (C)Traveler Kazu 溶岩堤防にズームアップ 今まで何度もここを通行しましたが、つまらん原っぱだと思っていました。 しかしこんなに奥深い原っぱだったとは驚きです 男鹿半島寒風山 板場の台 04 posted by (C)Traveler Kazu 同じく望遠レンズで妻恋峠火口にズーム。 ドロドロと溶岩を垂れ流した雰囲気がよ~く残る地形ですねえ 実は、この火口原の中にはもうひとつ、特徴的な地形があり、溶岩堤防や溶岩じわよりも、むしろそちらの方が有名かもしれない火山由来の奇岩となっています。この後、車を山頂方面へちょいと走らせまして、そちらを見物しました。 以下、次回 【余談】ちなみにここ「板場の台」には、四等三角点があるようです。基準点成果情報では、1983年以来現地調査はされていないようです。お暇な方は、見つけて報告してやってください!私はしませんが… 男鹿半島大潟ジオパーク【ジオサイト1 寒風山】「板場の台」へのアクセス情報 お車の場合…この位置(goo 地図) 「県道55号線」が寒風山道路、地図の中心が駐車位置&展望位置。 「寒風山横道」の部分が大火口です。 その他、周囲に細い道が描かれていますが、ほぼ通行できません。 列車・路線バスでのアクセス 残念ながら、寒風山エリアへは路線バス・コミュニティバスでは行くことができません。 JR脇本駅または羽立駅よりタクシー利用となります。なお、羽立駅前のタクシー業者がやっている区域乗合の観光タクシーコースに、羽立駅発~寒風山経由~男鹿温泉までというコースがありますので、男鹿温泉に宿泊される方は検討してみてください。 徒歩の場合、麓のバス停(男鹿北線「滝川」)から徒歩となりますが、おそらく1時間ほどかかると思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月13日 14時03分34秒
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