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カテゴリ:秋田県のジオパーク
秋田県にある男鹿半島寒風山を探索中
低い山ながら火山特有の面白い地形が見られるので楽しいところです さて、今回は「姫ヶ岳」をご紹介。 姫ヶ岳とは寒風山に2つあるピーク(山頂)のうち、若干低い方のピークで、標高は337mと地形図に記載されております。現在の寒風山の山頂は回転展望台がある頂ですが、太古の昔はひとつの山で、それが火山活動(地滑り?)によって真ん中が崩れて2つの頂に分かれたという見解が有力です。 なお、「姫ヶ岳」という名称自体は地形図には記載されていないので、「通称」扱いかもしれません。 ちょうど、山が寒風山と姫ヶ岳に分かつ位置に駐車場がありますので、そこに車を停めました。 寒風山道路の本線から山頂への支線が分かれる交差点でもあります。 20~30年も前には、晴れた日にはこちらの駐車場も満車になったものですが、今では車がいること自体が珍しいです 姫ヶ岳の山頂はすぐそこに見えますが、それは気分的に遠い道のりで…(あくまでも気分的に) 寒風山姫ヶ岳 01 posted by (C)Traveler Kazu (一部修正済み) 駐車場からこちらの山頂は見えるし、歩道も全部見えるのですが、御覧の通り急な斜面を登らねばなりません。 しかも、整備という整備は全然されていない、歩道というよりは「踏み跡」なんです。 寒風山姫ヶ岳 02 posted by (C)Traveler Kazu 気分的には1時間近く登り続けている感覚ですが、実は10分も登っていないという(笑) とにかく急な斜面で転げ落ちそうになりますが、やっと頂上が見えました。 というか、斜面の続きが見えなくなった! 寒風山姫ヶ岳 02_01 posted by (C)Traveler Kazu 登攀時間実質10分(気持ちは1時間!)、比高約60m(地図読み)で姫ヶ岳の頂に立ちました いやあ、久々に息が上がった 太陽は向こうの山(男鹿三山)に沈む寸前。 早めに探索して下山しましょう。 寒風山姫ヶ岳 05 posted by (C)Traveler Kazu といっても、特にこれといったものはなく、聖農石川理紀之助のものとされる碑があるのみです。 現地では誰のものか分からず、菅江真澄ではないかなどと適当なことを言ってしまいました(汗) (菅江真澄も寒風山には来ています) 向こうの頂きが本来の寒風山山頂です。回転展望台が見えますね。 寒風山姫ヶ岳 03 posted by (C)Traveler Kazu 潟上市天王~秋田市方向、左が八郎潟干拓地の「大潟村」(ジオサイト11)、中央の湾曲している陸地が、男鹿半島と本州とを繋いでいる陸繋砂州の一部でもある天王砂丘、右の海が秋田湾(重要港湾秋田船川港/日本海)です。 回転展望台からも同じような景色を見れますが、こちらは周囲に誰もいない、独り占めの景色です 寒風山姫ヶ岳 04 posted by (C)Traveler Kazu (一部修正済み) たまたま、かっこいい写真が撮れました 友人ですが、本人のイメージとはずいぶんとかけ離れた…(以下自粛) 下山時、傾斜を表現してみようと、踏ん張って1枚撮りました 寒風山姫ヶ岳 06 posted by (C)Traveler Kazu カメラは水平です。 スキー場ならば上級コースの斜度です。 (いや、雪が着かないかも) 登られる際は足元に気を付けて、非常に滑るので雨天後を避け、なるべく登山用のシューズで行ってください。 ニューバランスのスニーカーデ登りましたが、ちょっと厳しかったです。 男鹿半島 宿泊案内 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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