|
カテゴリ:秋田県のジオパーク
先日もご紹介した、秋田県男鹿半島の「寒風山」に、またまた行ってまいりました
秋田市から車だと1時間かからないので、気軽に行けちゃいます (現地にバスがなく、列車だと気軽には行けないのが難点) 今回は…今回も、東麓の脇本側から「寒風山パノラマライン」を車で登り、いままであまり立ち寄らなかった「寒風山園地・小展望台」に立ち寄ったほか、以前にも紹介したことがある「姫ケ岳」に再度息を切らして登り、そして最後は超~久々に「寒風山回転展望台」の展望台(有料ゾーン)に入館しました ただ、またしても天気はどんより まずは、脇本側から登って最初に出会う駐車場に車を止めます。 そこには、往時の繁栄を偲ばせる大きな土産品店が。 男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-28 posted by (C)Traveler Kazu 観光バスで大挙乗り付け、昼からお銚子を付けてどんちゃん騒ぎするのが最高のストレス発散だったあの頃の残照です。ここ寒風山は、地元バス会社が開発の中心になって観光地になったところですが、最近ではこの山に観光バスが並ぶ光景は過去のものになりつつあります。 男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-28_01 posted by (C)Traveler Kazu フイルム…。 「食堂」の看板の裏には「JA指定…」。 のっけから淋しい画像をお見せしてしまいましたが 男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-27 posted by (C)Traveler Kazu ただご安心を。 この建物は完全な廃墟ではなく、向かって右半分は現役で営業しています。 番組名は忘れましたが、去年か今年、全国放送の単発2時間もの旅番組で、演者さんがここでお食事していました。…番組名なんだっけ???(レンタカーであちこちめぐる旅だったような)。 寒風山は火山(現在、活火山には含まれない)ですが、ここより標高が高い区域は全体が芝生か低草木類が生える見通しの良い山容となっています。 斜面の上に大きな標柱が見えますが、あそこが山頂直下の回転展望台駐車場です。 ヒイコラヒイコラ頑張れば、さほど時間をかけずに歩いてゆくことができます。 明瞭な踏み跡がついていますね。 この斜面の中腹に、数本の木に囲まれて、板碑が何枚か建っています。 男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-23 posted by (C)Traveler Kazu 地震塚 活発な地殻活動を見せるエリアにある男鹿半島では、有史以来幾度となく地震・津波の被害を受けてきました。ここには、1810年大地震の「変死亡霊供養塔」、1914年の「男鹿地震」などの供養塔・碑があります。 (地震供養とは関係のない碑もあるようです) 男鹿半島内には地震被災供養碑が各地にあり、最新のものは1983年日本海中部地震のもので、中でも男鹿水族館GAOの前にあるスイス人津波犠牲者の供養塔は、GAOを訪れた方なら必ず目にしていることでしょう。 男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-20 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-23_02 posted by (C)Traveler Kazu 地震塚から駐車場を挟んで反対側の丘に、展望台があります。 今度はそちらへ行ってみましょう。
以下、次回! 男鹿国定公園 男鹿半島・大潟ジオパーク 寒風山へ登る「寒風山パノラマライン」は現在無料の県道です。 秋田市(秋田港)より男鹿国定公園方面へ県道56号~国道101号を走行し、男鹿市脇本の「マックスバリュ男鹿店」前を右折します。その先集落を抜け、踏切を越えて田んぼの中を進むと寒風山への登り口の交差点がありますので、左折して下さい。その先は「パノラマライン」です。 高速道路「昭和男鹿半島IC」からくる場合は、ICを出てずっと直進する道路が国道101号です。 (5.5km先で1度右折する) 列車(JR男鹿線)でお出での場合は、「脇本駅」または「羽立駅」で下車しタクシー利用となります(羽立駅の場合は西麓からの登坂)。市内のタクシー会社(秋田観光バスさん等)の2時間観光コース(区域乗合)で、寒風山を含むコースがあります。 東北ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[秋田県のジオパーク] カテゴリの最新記事
|