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カテゴリ:駅・ターミナル探訪
改札口周辺を見てみましょう。
改札口といってもラチ(ラッチ:改札口)があって駅員が立っていて…と言う訳ではありません。 きっぷうりばは有人窓口が2口あるが、ひとつは使用していない模様。 自動券売機など洒落た機械はございません。 その代わり、事務室内では「乗車券箱」という更にオシャレな備品が現役 お若い方は見たことがないかもしれませんが、自動券売機が普及する以前の「きっぷ」は、硬い厚紙で作られた券(硬券という)を常備して、販売の都度日付を印字して発売されていました。 その「硬券」のきっぷを券種ごと・行き先ごとに収納して、1枚づつ引き出せるようにしてあるのがこの乗車券箱です。 撮影にご協力いただいた駅員の方、ありがとうございました。 矢島駅からの運賃表。 JRとの連絡運輸を実施しているようで、矢島から秋田または象潟までの一部の駅への運賃も表示されていました。ということは、通しのきっぷを買えるということですね。 連絡乗車券は硬券かなあ?軟券(やわらかい紙の印刷済きっぷ)かなあ?? ちなみに、はるか25年ほども前、今はなき小坂精練鉄道小坂駅で買った秋田までの連絡乗車券は、定期券サイズの軟券でした。 なお、運賃額そのものは、きっぷを通しで買っても、由利鉄区間とJR区間を別々に支払っても同じです。 窓口には、有名人のサインが多数。 上段にはダイアモンド✡ユカイ氏、室井滋氏ほか、下段には中井精也氏、内藤大助氏などなど。 鳥海山と絡めてのメディア露出が多い路線なので、有名人のロケ来訪も多いみたいですね。 発車時刻が迫ってきたので、ホームに戻りましょう。 駅名板は昔からこの向き、この位置ですねえ。 架け替えられてはいます。 前回触れた通り、駅舎は2代目でして、旧駅舎は東隣に建っていました。 現在も、停車場中心は旧駅舎の位置にあるよ…と、社長さんからご教示いただきました。 ※「停車場中心」は原則として駅長室前 使っていない屋台のような物体がホームに置かれていましたが、たぶん、YR-1500(初代車両YR-1000の出力増強改造型)の乗務員用の窓ですね、これ。 往路と同じYR-2001とYR-2003の2両編成で羽後本荘へ戻ります。 復路は我らが忘年会列車が先頭 車内でビールを飲みながら待機していると、とっさのことで写真は撮りませんでしたが、運転士さんがタブレット(通票)の輪っか(キャリア)を持って、酒臭い?車内に乗り込んできました。 宴会状態…いやいや宴会中の車内で平常心で運転できるとはプロ中のプロですねえ (整理券式ワンマン運転用の車両なので、乗務員室が密閉されていません) 帰路はゲームに興じたり、熱燗を空けたりしていたもので、時間はあっという間。 往路と同じく40分ほどかかったはずなのですが、まるで5分か10分で本荘に戻ってきてしまったかのよう 羽後本荘駅に帰着して、由利高原鉄道の春田社長さんを囲んでお名残りの談笑。 再度の参加を誓いつつ、羽越本線で秋田へ戻りました 「ゆりてつ忘年会列車」シリーズはこれで終了です。 お付き合いいただきまして、ありがとうございましたm(_ _)m
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