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テーマ:●食べた物の画像♪(86454)
カテゴリ:秋田県 勝手に観光案内
先週末に連休を頂戴しまして、またまた奥羽山脈を越えてのおでかけをしてきました
交通手段はクルマ たまには新幹線で行きたいなあ さて、秋田から盛岡方面へ山を越すには、国道46号線を通ります。 最大の難所が、奥羽山脈を越す「仙岩峠」(せんがんとうげ)。 当ブログでは何度もご紹介している峠道です。トンネルと橋の組み合わせで通年通行でき、大型自動車の通行が多い峠ですが、比較的厳しい峠越えであります 少なくとも、秋田県を出るために通行する通年通行の主要な峠越え(仙岩・矢立・巣郷・鬼首・雄勝・三崎)の中では、最も厳しい峠だと思う。 ★三崎峠は海岸沿いにあるので、峠とは思わないかもしれない。7号線の山形県境にあります。 特に、秋田県から岩手県側へ「仙岩トンネル」を抜けた先は「連続急坂急カーブ」の何とも香しい峠道で、夏道でさえ恐る恐る下るところ、凍る今の季節はヒヤヒヤものです ちなみに、1963年~76年まで使われた旧国道は、トンネルはなく、勾配頼みのガチの峠越えだったそうです(現在は通行不可・秋田県側は徒歩も通り抜け困難とのこと)。 仙岩峠には、秋田県側の最初のトンネルの入り口に、有名なドライブインがあります ドライブイン仙岩峠の茶屋さん 旧国道(国道46号南八幡平パークライン)の時代に創業し、仙岩道路開通に伴って現在地に移転して40年余り。ドライバーの胃袋を満たしてきた名物ドライブインです。 「山菜そば」「おでん」が名物で、特に「おでん」は、特大の大根に甘じょっぱい汁が染みた素朴な味で、テイクアウトや通販パックもあるほどの人気メニュー。盆などの繁忙時には、山深い店の周りに人だかりができるほどでした。 ところが一昨年、ご主人が他界され、しばらくの間休業を余儀なくされていました。 (あまりの驚きに、友人H氏から私宛に緊急メールが届いたほど。新聞記事にもなった) しかし根強いファンの声に押されて、役員の方や元店員の方のご尽力で、昨年3月から再び営業されています 再開後も何度かお店の前を通りましたが、「大混雑」か「定休日or営業終了後」のどちらかで(苦笑)、営業再開から1年近くたってやっと、再訪できました。 こちらに立ち寄ると、注文するのは決まって「ラーメン」です。 醤油スープに中太麺、具材として「麩」が載る秋田県南部の中華そば特有のスタイル。 以前より、あっさり度が増した味わいでより食べやすく、スープも飲みやすくなっていました。 (…と、私は思った) 画像でも、スープのすっきり度、分かります おしゃれな店ではないけれど、田沢湖周辺でランチスポットを探すなら、 生保内の街から5分少々走って茶屋まで足を延ばすのもアリ ※ほぼ、お車の方限定 上の画像に見切れていましたが、茶屋最大の名物メニューがこちら 濃くて甘じょっぱい出汁が存分に染みた「おでん」看板メニューです。 とにかく、よく染みてます。コンビニおでんとは異次元の味で、しかも大根の大きさをはじめ、 「満腹にしてやるよ!」と言わんばかりのお食事おでんです。 ちなみに、ラーメン一杯+おでんで、満杯満腹 このおでんは、パック販売もあり、通販もしてくれます。 テイクアウトする人もかなりいます。テイクアウト専用窓口があるほど。 料理を頼むと出してくれる「いぶりがっこ」も人気です。もちろん、パック販売あり。 (おでんの右上に写っています、小皿で) かような料理とともに、この茶屋を名所たるものにしているのが、景色 ~view~ 窓際の席からは、生保内の街が一望 冬至前後なら営業時間内に暗くなるので、夜景に…なるかな??? 席の配置が以前と変わっていて、窓に向くスタイルになっていました。 そして眼下を眺めると こまち~ ラーメン残り汁 with こまち。 多くの「こまち」上下列車が田沢湖で交換するので、時間が合えば10分差ほどで左右からくる「こまち」を眺められます。時刻表も貼ってあって、店の側でもトレインビューを意識している模様(ただ、現行ダイヤではない…)。 特にこの日のこの時は、上下の定期列車の直前に、時刻表にはない(JR東日本アプリの時刻表にもない)下りが現れ(たぶん回送)、ラーメン&おでん+コーヒーのうちに3本もの「こまち」を見れました 東北ランキング 鉄道ランキング マイカーでのアクセス 東北自動車道「盛岡インターチェンジ」から国道46号線を秋田方面へおよそ40分。 仙岩峠の最後のトンネル「湖山トンネル」を出てすぐ左。本当に出てすぐなので、くれぐれも急ブレーキを踏まないように。 秋田(田沢湖側)から向かう分には、かなり手前から見えるので問題ないでしょう。 注:茶屋よりも手前にレストランみたいな建物がありますが、そこは廃屋です。 列車・バスでのアクセス JR秋田新幹線「田沢湖駅」より、タクシーで7~8分(約4km)ほど。 徒歩でという場合、橋の部分を除いて歩道はありますが、登りですので40~50分はかかるのではないかと思われます。冬季は歩道の除雪はされていませんので徒歩は危険です。 いまの仙岩道路と旧道との分かれ道に建つ茶屋です。 旧道はこの斜面を九十九折で一気に登っていたそうな…。 google earthでハッキリ見えます。 まさかと思いつつ検索してみると… 茶屋のパックおでん、楽天で売ってた… 盛岡の有名店「田清魚店」さんから発送されます。 濃くて甘口の、あったまる茶屋のおでんをご賞味ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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