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カテゴリ:秋田県 勝手に観光案内
最近更新の時間があまり取れずにご無沙汰しております。
さて、8月19日、秋田県北部の「鹿角市」(かづのし)で開催されたユネスコ世界無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財「花輪ばやし」を見物してきました このお祭りは毎年8月19日の夕方から20日の深夜(21日早朝)までほぼ昼夜通し(※)で行われる、鹿角市花輪の産土神(総鎮守)「幸稲荷神社」の祭礼に奉納される屋台行事です。 ※プログラムでは、20日の6時~正午の間は一時お休み 「日本三大ばやし」に数えられるそうです(Wikipediaによれば、神田囃子、祇園囃子と、花輪囃子か佐原囃子のどちらか)。 会場の鹿角市花輪は、県都秋田市からは遠く離れ、むしろ岩手県盛岡市の方が近い地域(実際に、藩政時代は盛岡藩であった)で、他の秋田県内よりも独特の文化が根付いている地域ですが、高速道路の延伸により、秋田市北部から2時間半程度で行くことができるようになりました。お車で行かない方向けには、毎年臨時列車「花輪ばやし号」(秋田~鹿角花輪・快速指定席)の運行があります。 ただ、今回は早めに自宅を出発し、高速は通らずに上小阿仁村から阿仁前田を通り、森吉ダムから大葛温泉へ抜け(ここ狭隘区間)、鹿角市花輪の南側へ出るルートでドライブしました。 まずは、駐車場へ 「花輪ばやし」では、お昼から屋台が運行されますが、注目の的は夕暮れ以降の煌びやかな運行と、全屋台が鹿角花輪駅前広場に整列する「駅前行事」です。これらに間に合うように、17:45頃、鹿角市花輪に到着しました。 先述の通り、大葛温泉から花輪市街に向かったので、一般的な秋田市からのルートとは違う、花輪市街の南側(盛岡方)から花輪の市街に入りました。 陸中大里から国道282号線に入り、東北自動車道の鹿角八幡平(かづのはちまんたい)ICを横目に見ながら到着したのがこちらです。 道の駅かづの「あんとらあ」 「花輪ばやし」において公式に駐車場として案内されている4か所のうちのひとつで、花輪の中心部より南(盛岡方)では唯一の駐車場です。 ※交通規制時間中でも、国道282号を通行して市街地を縦断することは可能 国道から見える範囲の駐車場は収容台数があまり多くはないのですが… 道の駅敷地の南側に大駐車場がありまして、こちらに結構な台数を駐車できます。この日は平日であったということもありましょうが、17:45でもラクラク駐車できました 大駐車場へは道の駅の入口から入ります。2019年は無料でした。 豪華絢爛な祭りということで以前から人気がありましたが、ユネスコ登録によってますます注目度が増しているようです。小さな街の祭典ですが、観光バスがズラリ。 ここ「道の駅かづの あんとらあ」には、盛岡~大館間の高速バス「みちのく号」も停車。盛岡行きが18:55ということで、「駅前行事」は見られませんが、夕暮れ時の屋台でのお囃子演奏を見てから盛岡に向かうことが可能。盛岡行きは道路の向かい側に停まります。乗客の方が待っていますね。 ちなみに、JR花輪線の盛岡行きは19:59まであります(やはり、駅前行事は見られません)。 (帰りに撮影) なお、この「道の駅かづの あんとらあ」には、EV QUICKもあります。また、道路の向かい側にはセルフスタンドやドラッグストアもあります。 さて、「あんとらあ」に車を停めて、街の方へ。 国道282号を北へ歩いて10分程度で、駅前との交差点に到着します。 シャトルバスも走るので、足腰の弱い方におすすめです。街の南側にある「あんとらあ」から中心部を通り、街の北側の駐車場とを往復。16:40~22:20まで20分間隔、1乗車100円ということです(2019年)。 道の駅から歩いて数分、シャトルバスを撮影した交差点まで進むと、東側からお囃子の音が聞こえてきました 早速、「屋台」を見つけました。あちらへ行ってみましょう
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