|
カテゴリ:秋田県 勝手に観光案内
秋田県鹿角市で8月に催された「花輪ばやし」見物記の4回目です。
「御旅所神事」の見学とお参りを済ませて、商店街の通りへ戻ってきました。 お囃子の演奏は一層熱が入ってきたようです。 楽器は、鉦、太鼓、笛、三味線で奏でられます。 見た感じではどの町内でも、鉦と太鼓は子供~若手が、笛と三味線はベテランが担当しているようですね。 笛と三味線の人たちは座っていますが、太鼓を演奏している若い人たちは立っているように見えると思います。 この「花輪ばやし」の屋台は台枠があって車輪こそついているものの、床の一部がなく、太鼓は立って歩きながら演奏するようになっているんです。 御旅所から出でくる小路のほぼ向かい側に、祭典本部がありました。 誰~もいませんが、菰樽と升が置かれていますね~ 行ってみましょうか 地元花輪の銘酒「千歳盛」(チトセザカリ)で、鏡開りでもしたのかしら (このお祭りでも「鏡開き」と呼ぶのかどうかは分かりませんが…) いわゆる「御神酒」でしょう。 樽の中にはまだお酒が入っており(!)、「ご自由に」とは一切書かれていませんでしたが、皆さんご自由に飲んでいました(笑) 車なので飲めませ~ん やはり「祭り」は列車で行くべき…だな なお、祭典本部が設置されていたこの建物は、情報技術・音楽交流のために行政が設置(指定管理者方式)している「MITプラザ」といい、夜遅くまで音楽練習や会議などに使えるそうです。 また、実行委員会自体は千歳盛の社内に設置されているということです。 「MITプラザ」から北へ進むと、次の大通りの角には「千歳盛酒造」。そこを左(西方)へ曲がると、「駅前行事」が行われるJR鹿角花輪駅まで一直線の「中央通り」です。 露店がほとんどないこのお祭りにあって、ここだけは集中的に露店が出店し、80年代の原宿竹下通りを凌駕すると思われるごった返しぶりです。 参加町内の若い衆はお祭りに夢中ですが、それ以外の地域から見物に来る若い衆のお目当ては、やっぱり年に一度の出店巡り。これはどこのお祭りでも同じですね。 この地域の若い世代の子たちが全員来ているのではないかと思う程の平均年齢の若さ。 …これだけの人波だと、ご年配が出店で買い物するのはちょっと厳しいかもしれませんね。鹿角花輪駅前近辺の「いとく」や「Aコープ」はこの時間まだ営業していますから、軽食や飲み物はスーパーやコンビニでも買えます。 (国道との交差点角にはセブンもあります) 出店(露天商)が立ち並ぶのは、「中央通り」のうち、国道282号線よりも東側のみです。ここは19日午前11時~21日午前5時まで通して車両通行止となります。 国道282号線を渡って、JR鹿角花輪駅前に近づきましょう。 こちらも車両通行止めになっていますが時間規制(午後~夜のみ)で、露天商の姿はなく、沿道の商店が店頭販売をしています。人の流れにも余裕があります。 鹿角花輪駅前にやってきました。 すでに黒山の人だかりで、「駅前行事」に先立ち、お偉方の挨拶が始まっていました。その前には踊りの披露があったようです。 人垣の後ろから背伸びして見物することになるかと思いきや…じりじりと詰めまして(笑)一番前とは言いませんがかなり前のほうで見物することができました。 「駅前行事」は、19日は19時50分から(20日は20時40分から)。 各種ご挨拶につづき、駅舎に向かって右手から、参加全町内の屋台が続々と入場します。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[秋田県 勝手に観光案内] カテゴリの最新記事
|