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テーマ:●食べた物の画像♪(86454)
カテゴリ:駅弁・空弁・駅そば
秋田駅では、新幹線・特急の車内販売取り止めに伴い、駅構内の物販が強化されていますが、駅弁も種類が増えました。
あきた山菜弁当(関根屋・税込み880円) おそらく、今年の春から販売されている弁当。 秋田駅では肉系の駅弁が多く、山の幸メインの駅弁は「舞茸わっぱ」(季節商品)とこれ。 調製元は、「秋田駅とともに百余年」がキャッチフレーズの老舗「関根屋」。 秋田駅では以前、3~4社が競合していた時期がありましたが、現在「秋田駅弁」を名乗るのは「関根屋」さんのみで、ほかには大館駅の駅弁業者「花善」の人気駅弁「鶏めし」シリーズが販売されています。 (ほかに、改札正面のNewDaysではコンビニ弁当も併売) では、蓋を開けてみましょう。 おかずの間隔がちょっと空いているのが幾分さみしい感じですが、軒並み1500円前後という昨今の駅弁価格帯の中で、800円台という価格設定への工夫が感じられます。 品数自体は多く、コンビニやスーパーの幕の内では手間の関係でこれほど品数を入れることはなかなかできないでしょう。 「おしながき」が入っておりました。抜粋すると 一、山菜と筍の味付けご飯(あきたこまち米使用) 一、秋田ふき油炒め 一、みずとみずのコブ醤油漬け 一、こごみ胡麻和え 一、シソの実入りきのこ味噌あえ ほかに椎茸煮や蒲鉾、卵焼きなどが入り全13種類のご飯・おかずが入っています。 「秋田ふき」というのは、秋田市近郊で栽培されている大型のフキで、砂糖菓子などにも加工されます。「みず」は、山間の沢沿いによく自生し、シャキシャキ食感の茎を食す、秋田ではポピュラーな山菜です。「みずのこぶ」は赤紫色をしたみずの実で、それ自体が漬物などにされます。 「こごみ」は何となくワラビに似ていますが、先端が大きく丸められたかのような形状になっていて、その部分に独特の柔らかさがあります。たいてい、この駅弁のように胡麻和えにされますね。 この駅弁は、お腹ペコペコでがっつきたい時よりは、日本酒などと共につまみたい駅弁だと思いました。 ちなみに、秋田駅の駅弁売り場は… ・NewDays秋田中央口(中央改札となり/店は小さいが、駅弁の品数・陳列量は最大) ・NewDays秋田ぽぽろーど店(中央改札向かい/一般的なNewDays) ・おみやげ処こまち苑(待合室内/今年度から取扱い開始) ・関根屋弁当売店(トピコ改札となり) ・NewDays秋田幹線ホーム(秋田新幹線ホーム上) 「NewDays秋田幹線ホーム」のみ改札の中ですが、ほかの店舗は改札の外にあるので、入場前に購入しましょう。 ※在来線改札内にあった「NRE秋田橋上弁当売店」はなくなりました
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最終更新日
2019年10月25日 10時00分08秒
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