旅とメシと鉄道と酒と温泉と…あと何だ？？

前回に引き続き、東北本線「矢幅駅」をご紹介いたします

注：駅名は「矢幅」、行政名は「矢巾」




こちらは西口です。
もともとの駅舎は、東北新幹線高架下にあった東口だけでしたが、2008年、橋上駅舎兼西口が供用開始したそうです。
東口のほうも、前回ご紹介した通り、一新されています。

ちなみに2018年度の平均乗車人員は3024人。
市の中心駅でも特急停車駅でもなく3000人を超えるような駅は、東北では他は仙台近郊にしかありません。2010年ころまでは2700人台で推移していたうえ、より盛岡駅に近い仙北町、岩手飯岡の客数は減少傾向なので、矢巾町の人口増加と、岩手医大の移転効果がうかがえます（数値はWikipediaより）。





ホームには常に待ち客がおり、東京近郊の駅の雰囲気と大差がない状態です。
朝ラッシュ時の下り（盛岡方）は、ばらつきはありますが、おおむね10分おきに電車が来ます。
日中は上り下り各１時間に２～３本が停車します。

現在この区間に特急の運転はなく、普通列車と快速「はまゆり」「アテルイ」が停車します。
快速「はまゆり」は気動車を使用し、釜石線直通で指定席もある都市間列車。「アテルイ」は電車を使用し、朝ラッシュの下りに１本だけ運転される通勤快速のような列車です。





ニュータウンの雰囲気が漂いますが、矢巾町の町役場は、こちら西口側にあります。
（ちょっと歩く）
駐車場は有料ですが、格安です。
一人なら、盛岡中心部に出かけて駐車代を払ったり運転代行を頼むより、ここに停めて電車で街に出るほうがお安いのかもしれません。

この先、新興の住宅が立ち並びますが、まもなく突き当りとなって、その先には広い田んぼが広がっています。宅地開発はこの先よりも、東口側（医大・国道４号側）で盛んです。





前回来た時にはなかったもの…駅から200ｍくらいの区画に、ピカピカのユニバースとサンデーができていました。
５年ほど前までは、この辺で大型店といえば、東口より300ｍほどの矢巾ショッピングセンター（マックスバリュとホーマック）だけでしたが、医大の向かいに「ビッグハウス」（アークス／ジョイス）ができ、西口に「ユニバース」ができ、競争激化ですね。

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