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テーマ:鉄道(23002)
カテゴリ:駅・ターミナル探訪
秋田県の羽越本線 羽後本荘駅では、仮駅舎で営業中です。
撮影日:2019-12-07 2020年10月の供用開始を目指して、駅舎の改築工事が行われています。 いままでの駅舎は国鉄末期の昭和50年代に建てられたコンクリート製一部2階建て(2階は業務用)の近代的な駅舎で、さほど古いものではありませんでしたが、旧来からの市街地である駅の東側方向にのみ出入口をもち、西側に広がった新しい市街地へのアクセスはできませんでした。 新しい駅舎は橋上式となり、自由通路もできて、駅の東西どちらからでも入場できるようになるそうです。 現在使用中の仮駅舎は、今年の6月から使用中で、ご覧の通りプレハブの2階建て(客用設備は1階のみ)となっています。 「仮」なので中は狭いですが、プレハブそのまんまの外装とは違って、内装は新築ローカル駅並みに整えられていました。 まず、JRきっぷうりばですが、自動券売機は近距離用が2機。有人の「みどりの窓口」が1窓。指定席券売機はありません。指定券申込書の記載台は、スーパーのご意見承りカードの台と同じものが流用されていました。 振り向くと、きっぷうりばがもう1窓あります。 こちらは、この駅に乗り入れている由利高原鉄道のきっぷうりばです。由利高原鉄道は旧国鉄矢島線で、終点の矢島駅までおよそ40分で結んでいるローカル線です。 他にお客さんが多数いたので画像はありませんが、JR券売機の向かい側に待合室があり、20名ほどが着席できるようになっています。 なお、駅舎内に売店はなく、コンビニも駅から少し離れているので、乗車時(特に「いなほ」上り乗車時)の飲食物調達には注意が必要です。飲み物の自販機は駅舎内外にあります。 改札口はご覧の通り。 左に、由利高原鉄道の有人改札1通路、中央~右側に、JRの自動改札2通路と有人(裏が白色のきっぷ)1通路の構成です。発車標はJRのみ設置され、由利高原は「改札中」の札を提げるようになっています。 ラチ内側から。 一応、JRと由利高原とで、締切用の戸も分かれています。細い柱1本で…。 細かすぎる なお、JRの改札は自動改札なので、営業時間中は常時改札となっております。 跨線橋は従来の設備が引き続き使用されているので、階段から改札口まで細い通路が設置されました。秘湯の旅館の露天風呂に向かう通路みたいです。 (跨線橋側から改札側に向かって撮影) 跨線橋は国鉄の雰囲気そのまま。 旧駅舎時代は階段を降りると直進して改札口に至りましたが、仮駅舎では180度Uターンして、前の画像の細長い通路を通って改札口に辿り着くようになっています。 このこ線橋も、新駅舎が完成するとお役御免になるでしょう。 旧駅舎はすっかり取り壊されていました。 見た感じ、崩した後の片付け中かな?このあと、ここに橋上駅舎(の入り口)ができる予定です。 駅の裏側に目を転じると、新駅舎の建設準備が着々と進んでいるようでした。 この日、なぜ羽後本荘駅に行ったのかというと、この後、由利高原鉄道で運転されたイベント列車に乗車しました 訳の分からないうちに羽後本荘~矢島間を1往復してきました(苦笑) どんな列車だったのか、なぜ訳の分からないうちに往復したのか…次回ご紹介致します ところで… 羽後本荘駅仮駅舎の客用トイレは、外に入口があります。 トイレも、とても「仮」とは思えない立派な設備 旧駅舎のトイレよりも何倍も快適なトイレ …でしたが、せっかくキレイなトイレでも不届き者は出現するようです。 はぁ? 前代未聞ですね… 思わず同行者全員、画像撮りました
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