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カテゴリ:駅・ターミナル探訪
今年の冬は、本当に暖かい
秋田県は日本海側なので日差しは午前中だけで、午後はどんより曇り空の日々が続いていますが、冬らしいのは雲だけで、気温や風の感触はまるで、東京の多摩地方の冬のようです。 吐息は白いし、他の季節と比較すればそりゃ「寒さ」はある。しかし、底冷えしないのです。夜中に車から降りても「あれ?あったけえな?」。 当然、積雪はゼロ。 しまいには、他県では森のクマさんがうろついちゃっていると言うではありませんか このまま春に突入してしまうのでしょうか。 もう、タイヤを夏タイヤに戻しちゃおうか…とか(もちろんしませんが)、ワイパーは夏ワイパーに戻そうか…とか(これはいつでもカンタンにできる)、考えちゃいますね。 さて、話を本題に。 岩手県の東北本線「平泉駅」ご紹介の続きでございます(初めての方は、前回のブログを先にご覧下さいませ)。 世界遺産「平泉」の下車駅です。 この木の棒は、かつて使われていた「階段の手すり」。 そこには、機銃掃射の弾痕が残っています。 待合室のなかの、目立つところに展示されていますので、ご覧いただきたいと思います。 続いてホームを見てみましょう。 NewDaysとお手洗いとの間を進むと柵があり、ホーム内を眺めることができます。 (入場していません) 複線の東北本線で、対向式ホーム2面2線。手前(駅舎側)の1番線が下り(盛岡方面)で、向こう側の2番線が上り(一ノ関方面)です。Wikipedia等によると、以前は向こう側のホームが島式で3番線もあったそうです。 今度は、駅前を見てみましょう。 雨の夕方でどよ~んとした感じですが… 観光客はだいたいもうお帰りになったかお宿に入り、駅を出入りするのは地元客中心の時間帯。 駅前にはロータリーがあり、中尊寺方面や町内循環のバスが乗り入れます。 昭和の観光地の息遣いがそのまま残る情景に、ちょっと感動 「手荷物預かり所」なんてそうそうありません。 駅舎より正面を眺めるの図。 平泉らしくなんとも神々しい(…あ、仏様ですね)山に沈む夕日を拝みました。 平泉観光のメインポイントといえる天台宗東北総本山「関山 中尊寺」(金色堂、讃衡蔵ほか)へはバスやレンタサイクルで向かわれるのがお勧めですが、浄土庭園と「藤原まつり」「曲水の宴」で有名な天台宗別格本山「医王山 毛越寺」「観自在王院跡」へは、この方向まっすぐに歩いて行けます。平泉駅から徒歩10分かかりません。 また、駅から毛越寺までは広い歩道が整備され、沿道には土産品店や料飲店が立ち並ぶ「観光ストリート」となっております。 いかがでしたか? 2回にわたり、世界遺産「平泉」…の最寄り駅をガイドさせて頂きました 平泉にお車以外でお越しになる場合に参考になりますように せっかくなので 平泉駅からアクセスまとめ 中尊寺 2つ目の信号(旧国道)を北(右)へ1.5kmほど。徒歩20分ほど。 毛越寺 駅前からまっすぐ700mほど。徒歩10分ほど。 観自在王院跡 毛越寺の手前(隣接) 無量光院跡 1つ目の信号を北(右)へ650mほど。徒歩10分ほど。 柳之御所遺跡 無量光院跡へ向かう途中で右折。計650mほど。 ※無量光院跡と柳之御所遺跡への経路では、踏切を渡ります。 観光客はあまり歩いていないので、マップ必須。 金鶏山 中尊寺に向かう途中の左側 達谷窟(毘沙門堂) 平泉駅・毛越寺よりタクシー利用(約6km) ※路線バスは1日1往復(平泉駅~達谷窟~厳美渓) 厳美渓・骨寺村荘園遺跡 一ノ関駅より路線バス利用 金色表示のところが、現在、ユネスコ世界文化遺産の構成資産になっているところです。
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