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カテゴリ:てつどう写真館 北海道・東北の私鉄・公営
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PC画面で、左側のサブメニュー欄に、今回の旅日記のサムネイル・リンクを新設しました。 画像をクリック・タップして頂きますと、第1回の記事にジャンプします。 東京都電で唯一残る「荒川線」(路線記号SA・東京さくらトラム)で、さらに唯一残る「併用軌道区間」(道路上を電車が走る区間)となっている王子駅前~飛鳥山間では、電車が車に交じって走行するシーンが有名です 都電にはもう1区間、電車が車道の真ん中を走る区間がありますが、そちらは一般車の車道と電車の軌道との間に柵が設置され、一般車は軌道上を走行できないので、実質的にはここ1区間だけとなっています。 王子駅のガードを眺める位置で撮影。ちょうど、飛鳥山公園に登る無料モノレール「アスカルゴ」の乗り場前です。なお、アスカルゴは運行を終了していたので乗れず。 街中なので、道路に向けてカメラを構えていると奇異の目で見られるかと思いましたが、注目度は高いようで、変な目で見られることはなかったと思います(たぶん…ね)。 早速来ました …と思ったら都バスでした。 そういえばかつて、日テレの「追跡」という平日ゴールデンに帯で放送されていた30分番組で、「都バスで飛ばせば旅気分」という企画があった。人気だったようで、何度か放送されましたね。超余談。 待てば長い… やっと電車が来ました。バスと比べると路面電車はやはり大きいですね。 この日は日曜日だったせいか、道路は空いており、電車はスイスイと坂を登ってきました。 奥の電柱を目安になるべく水平をとって撮影した1枚。 さっとググってみたところ、ここの勾配は最大66.7‰とのことです。これは、今は廃線になりましたが、JR線最急こう配であった信越本線の碓氷峠の最大勾配と同じ数値です。碓氷峠はどの列車でも専用の補機(補助機関車)を2両つけ、さらに、通過する列車自体も碓氷通過対策を施された車両でないと通過できませんでしたが、ここ飛鳥山の坂は、ごく普通の路面電車が単独で登ってゆきます。勾配区間がごく短く、さらに例外なく1両編成だからでしょうか。 都電のすぐ後ろを都バスが追いかけてきました 「お兄ちゃん待って~」的な 都電はこの先で右にカーブをとり、専用軌道になってすぐ飛鳥山停留場に至ります。その先は終点の早稲田まで専用軌道です。
次回は、王子駅前を少しだけご紹介いたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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