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カテゴリ:駅・ターミナル探訪
前回に引き続き、奥羽本線に来春開業予定「泉外旭川駅」(いずみそとあさひかわ)工事の様子をご紹介いたします!
駅名の由来ですが、いわゆる「合成駅名」。 線路の南側が「泉」地区、線路の北側が「外旭川」地区だからだと思います。市が起案した構想段階の仮名称も「泉・外旭川新駅(仮称)」でした。最終的に駅名を決めたのはJRですが、整備計画も含め、ほぼ、市側の構想案そのもので進んでいる感じです。 ※正式な駅名には「・」は入らない 駅の泉地区側は住宅街で、その中にマンションが数棟建っていて、スーパーやドラッグストアもあるという、典型的な都市型住宅街です。1km強歩くと幹線道路「新国道」(県道56号)があります。もと(国鉄操車場が開業した頃)は一面の田んぼだったそうですが、最後の田んぼは15~20年ほど前になくなったと思います。 新興住宅街とされてきましたが、最初の開発から40年あまり、街としては成熟してきており、民家の改築が目立つようになりました。 泉地区の盛衰については他のブロガーさん達が詳しくお書きなので、そちらに譲ります。 新駅工事の話に戻りましょう。 トンネルを崩さず埋め立てている場所もありました。 駅前広場のほか、もともとあった地下道を活用して自由通路を作る工事をしています。現場の通行止め表示では「菅野地下道は令和3年3月まで通行止」と表示されています。駅施設に転用されるのだから3月以降も通れないでしょ?と思っていたのですが、完成後も自転車は通行可となるようです。 この辺は階段やスロープになるのかな? 線路(下り本線)に近い部分では、すでに地下道の函ができているみたいですね。それから、煙突のように突き出ている四角の物体(型枠)は、おそらくエレベーターでしょう。 今の時代、バリアフリーは必須です。 駅施設本体(JR施工部分)は、上下本線の間に建設中。ここは上下本線が少し離れているため、ホームは対面式ホームが上下線それぞれに設置されることになっています。そして、駅舎も上下線間に設置されることになってはいますが、無人駅だそうなので、さほど大掛かりな建物ではないでしょう。 現在は囲いに開口部があるのでよく見えますが、見学用にアクリル板をはめ込んだ部分もあります。 いまから5年前の、この場所の写真→新興住宅街の廃線に桜 ここにあった地下道がいささか奇妙な構造だったことをご覧いただけます。どうぞ ※一部の画像は、自動では表示されない場合があります 外旭川側はまだ見に行っていないので、見学し次第ご紹介いたします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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