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カテゴリ:宮城県 勝手に観光案内
今回の記事だけはカテゴリが「宮城県 勝手に観光案内」となります。
秋田県南部の小安峡温泉「多郎兵衛旅館」をチェックアウトしたあと、多数のカーブと橋やトンネルで豪快に標高を稼ぐ国道398号「大湯道路」を通り、須川温泉(岩手との県境)へ至る栗駒道路との交差点も直進し、県境をも超えて宮城県側の「湯浜峠」まで行ってみました。 県境をちょっと越えて~という感覚のつもりでしたが、小安からここまで20km、そして宮城側へ21km進むと花山湖=旧花山村の中心部に至ります。 そんなに来たのか 「峠」といっても国道398号線はほぼ尾根伝いに通っています。この尾根が栗原市と大崎市(旧鳴子町)との市境となりますが、地理院地図を見る限りではこの地点は栗原市のようです。国道自体も少し大崎市域にはみ出しつつも最終的には栗原市側の麓に至るルートです。 また、立体地図などを見ると、この尾根は鬼首カルデラの外輪山のようですね。 車の通行が途切れたタイミングを見計らって撮影しましたが、この日は宮城県の「まん延防止等措置」が解除されて最初の週末であったため、宮城ナンバー・仙台ナンバーの車が列をなして398号を秋田県側へ山越えしてきていました。 なんと壮観であった(苦笑) この道路は自衛隊が作りましたよ碑。 わざわざ開通記念碑が建てられていることから、難工事であったことが想像されます。 宮城県側区間は路面や設備が結構年季が入っている感じがするので、開通当初から大きな変更はなく供用されているのでしょうかね。 ちなみに秋田県側の小安温泉(大湯温泉)~栗駒道路分岐までは、2008年までは林道を舗装しただけのような、いわゆる「酷道」の類でした。2008年にバイパスが全通し、快適に 2008年10月撮影の大湯道路(岩手宮城内陸地震 復旧工事中) 2010年10月撮影の大湯道路(橋から見下ろした激狭旧道も写っています) ※また、Wikipedia「大湯道路」に酷道当時の渋滞の写真が掲載されています この周囲は栗駒山麓ジオパークとなっております。秋田県側は「ゆざわジオパーク」。県境を境に別の団体が活動しています。 一緒にやればと思わないでもないですが、道路の冬季閉鎖で半年近く直接の行き来ができないので妥当ですね。 国定公園は秋田県・岩手県側と同じ「栗駒国定公園」です。 まだ宮城県のジオパークは探訪していません。今後のテーマに。 ちなみに「栗駒山麓ジオパーク」のエリアには、渡り鳥の越冬地として知られるラムサール条約登録湿地「伊豆沼」も含まれます。 栗駒国定公園・栗駒山麓ジオパーク 国道398号 湯浜峠 宮城県栗原市花山 列車・バスでのアクセス 路線バスは通っていません。 最寄りのバス停からも20km以上離れているので、自家用車やレンタカー利用(くりこま高原駅や古川など)を推奨します。 マイカーでのアクセス 最寄りICは、E4東北自動車道「築館IC」またはE13湯沢横手道路「湯沢IC」です。いずれも90分程みてください。 また、この区間は冬季閉鎖です。
温泉の名は「温湯」、番所の名は「寒湯」 どうしてでしょう??・・・答えは現地で調べてね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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