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テーマ:鉄道(23002)
カテゴリ:駅・ターミナル探訪
北欧の杜公園から道路を北西へ一直線、無人駅にやってきました。
秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線 大野台駅 鷹巣駅から3駅目(6.1km) 柵の一部が朽ちてなくなっている、なかなかな寂れっぷりの無人駅(停留場)です。 1965年、当時の国鉄阿仁合線の駅として、全額地元負担のいわゆる「請願駅」として開業しました。 Wikipediaには、この駅が開設された経緯が記述されていますが、なかなか物騒な経緯となっています。 駅前広場と呼んでよいのか怪しいスペースから、そのままホームへインする形式です。入口には今や珍しい電話ボックスと、これまた数を減らしている郵便ポスト(しかも新しい)の、駅前2大?アクセサリーが揃い踏み! 自転車ラックは新しめなので、自転車と列車を乗り継ぐ需要はありそうです。 無人停留場につき改札はないので、そのままホームへ入場。 待合室の再塗装や、第三セクター移管に伴う駅名標の差し替えなどが行われている以外、おそらく開業当時のままと思われます。 ホームの高さは低く、いわゆる「汽車ホーム」の高さです。 JRの駅では見られなくなった「名所案内」。 「大野台ハイランド」という「公園」はよく分かりませんが、西の方向にゴルフ場があるので、そのあたりを指すのでしょうか?北欧の杜公園とは反対方向です。 北欧の杜公園に「リゾート」という枕詞がついているのは、当初はリゾート法に基づいて開発されたからでしょうかね。 「大野台工業団地」がわずか0.1kmと記されています。 それは…↓ 駅の出入口側にはいくつかの企業が立地しています。マップを見ると、大手関連っぽい企業名も見られます。ただし、区画が整備されている広さの割に、立地数はまばら…。 ついでに紹介しちゃいますと、「駅前団地」(こちらは住宅)もあります。 ただこちらも、区画は整備されているもの、空いている区画が多数です。 これらの「団地」関係の方で、通学以外でこの駅をお使いになる方はいらっしゃるのでしょうかねえ。 なお、合川町というのは、合併前のこのあたりの行政名です。 駅構内に戻ります…。 待合室は古いけれどもかなりきれいです。木製ベンチに、木製の引き戸であります。 学生服とセーラー服の男女が似合いそうな古の内装です。 (ブレザーはあまりに似合いそうにないのはなんでだろう) なお、この駅にトイレはありません。 鷹巣方を眺めるの図。 林の中を走り、次の駅は「縄文小ケ田駅」です。 ちなみに、大野台駅の名所案内に「大館能代空港」が記載されていますが、ターミナルに近いのは縄文小ケ田駅です。いずれタクシーを呼ぶ必要がありますが…。 駅前にはバス停もあります。 寂れた駅なのに、バスの本数はローカルとしては多そう。 鷹巣と沖田面を結ぶ路線が当駅前を経由するようです。 ちなみにイオンタウンは鷹巣の集落の東の外れにあり、ライバル社「たかのすモール」(ITOKU)と向かい合わせの激戦をしているSCです。バスは両方に停まります。 一方、「沖田面」は上小阿仁村の中心地です。 ※鷹巣~上小阿仁村役場間別ルートで沖田面へ到達する路線もあり さて、次は隣駅の「縄文小ケ田駅」へ立ち寄りました。 以下、次回! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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