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テーマ:鉄道(23000)
カテゴリ:てつどう写真館 JR東日本
撮影日は2022年7月14日ですのでご了承下さい。
東能代駅構内では、国鉄型車両が2本並ぶ光景が見られました。 ただし、一方は廃車留置中です。 鈍重なアイドリング音を奏でて出発待ち中のDE10+ホキ800。 線路に敷く砕石(バラスト)を現場まで輸送する列車です。 機関車も、貨車も、国鉄時代の塗装のまま活躍。 ただし、JR東日本では電気式気動車タイプの新型のバラスト輸送車を開発していて、現在各種試験中。 増備体制が整えば、この国鉄型編成も見納めになるでしょう。 この機関車「DE10」は、必ずしもバラスト輸送専用車ではなく、客車の臨時列車や、機関車牽引が必要な他の輸送にも使われますが、レール輸送はすでに機関車不要の新型気動車に代わっており、バラスト輸送が新型に置き換わると終焉を迎えるのかもしれません。 もともとは構内入換用として開発された機関車ですが、車体の汚れ具合が貫録を出していますね。 砕石(バラスト)を積んで現場まで輸送し、取り卸しまでできる「ホッパ車」ホキ800型。 国鉄貨車の伝統色「黒」を今でも纏っている貴重な車両です。 上からバラストを積み込み、側面下部の滑り台のようなところから線路に直接放出する構造。国鉄→JR各社在来線で使用のほか、台車(車輪とその周辺部品)を変えて新幹線に転出した車両や、私鉄への譲渡車や私鉄の自社発注車も存在するが、営業用には用いられない「縁の下の力持ち」貨車です。 跨線橋から見てみました。空荷でした。 ブルドーザで砕石を積み込み、下から放出する単純な仕組み。 奥の車両も気になりますね 昨年の春に引退した「キハ40・48」が、この時まだ疎開留置されていました。 青色と朱色が五能線用、緑色が男鹿線用でしたが、引退後は一部がここ東能代に配給輸送で運び込まれ、使用線区に関係なく連結して1年以上留置されていたものです。 DE10とキハ48国鉄メーク車(首都圏色)をからめて。 上の画像をトリミングして遊んでみました。 向こう側にある古い建屋ともベストマッチで国鉄時代そのもの 他に撮影している方はいらっしゃいませんでした。 なお、キハ40・48は、後日、DE10の牽引により秋田総合車両センター(土崎)に取り込まれたそうです。
このあと、12:46発「1657M」に乗って弘前へ向かいました。 この1657Mに秋田から乗ってきても別に良かったのですが、GV-E400に乗りたかったがために、1本前に1651Dにここ東能代まで乗車。おかげで国鉄ノスタルジーに浸ったり、まさかのKIOSK無人キャッシュレス化に遭遇したりと、なかなか楽しい44分間でした。 では、次回は弘前駅構内で見た車両と、駅の中を少しご紹介します。 以下、次 回! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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