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テーマ:鉄道(23002)
カテゴリ:駅・ターミナル探訪
7月に行った「弘前日帰り」紀行その7です。
(紀行というほどではない) 弘前市には「弘前駅」と名の付く駅が2か所(※)あるのは、東・北日本の鉄道ファンの方ならご承知の通り。 ひとつは、前回までご紹介していたJR弘前駅(黒石へ行く弘南鉄道弘南線の弘前駅も同居) もう一つの駅は、隣接地ではございません。 JR弘前駅から歩いて15分ほど。弘前市の繁華街「土手町」というエリアにその駅はあります。 中央弘前駅(KW01) こちらは、弘南鉄道大鰐線の弘前市側のターミナルであります。 土淵川という小川に沿って1面1線のホーム・線路、頭端式の配置の駅舎が佇む光景は、昔から変わっていません。 「細い通りに面して、古びた銀色の駅舎が佇んでいる」という印象を持つ方が、当駅をご存じの方には多いと思います。 が! ビックリしました 中央弘前駅前が広く綺麗になってるぅ~ なんと駅前ロータリーが出来ていました 駅舎対面にあった建物はなくなり、自家用車の回転場と3台分の駐車場、そして大量の駐輪場が整備されていました! 駅舎はそのままですが、これはしばらく来ていない方は浦島太郎でしょ。 種明かしをすると、近隣を通過する市道の新設工事が行われ、一緒に「交通結節点強化」として中央弘前駅前の整備と、通過する都市計画道路の拡幅が行われたものです(弘前経済新聞より)。 拡幅された都市計画道路より駅舎を見るの図。 拡幅というより、道路移設という理解でよろしいか? なんでまた道路拡幅?と思ったら、この先に弘前大学病院があるんですね。 駅舎には、「弘前れんが倉庫美術館」の看板が掲げられています。 注目のニュースポットでして、ちょうど中央弘前駅の裏手側にあります(詳細は次回ご紹介)。 そこには「↑自由通路」の文字が。その自由通路を通ると弘前れんが倉庫美術館へショートカットできるっぽいです。 自由通路つくるなんて、弘前市も金をかけたなあ~ ありがたく通行することにしましょう・・・ なんと、大鰐線のホームをフェンスで仕切った やられましたな(笑) しかも苦笑したのが、この自由通路、改札内で乗下車客(つまり駅入場客)の動線と交差し、おじさんが見張り番をしているのです。 ワンマン運転の大鰐線の中で、ここ中央弘前駅は列車別改札実施駅。改札中でないと乗客は入場できないが、自由通路通行者は改札内へ進入可能という謎構造。 なお、改札していない時間帯はおじさんがロープでホーム(列車側)を閉鎖しています。 …訳が分からなかったので、おじさんに通って良いかお伺いを立ててから通行しました。 この画像も「自由通路」つまり「ラッチ内ラッチ外」(ややこし…)から撮影。 こけしの提灯が乗客をお出迎え。 乗客をお出迎えしているので、自由通路から見るとソッポを向いてます。 電車3両分程度のホームを歩くとその先は階段で、れんが倉庫美術館がある緑地に直接インできます。
次回、その「弘前れんが倉庫美術館」に行きます! ※「西弘前駅」は「弘前学院大前駅」に改称されています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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