|
カテゴリ:駅・ターミナル探訪
千葉県外房の安房鴨川駅と、駅周辺を探索中の様子です。
前回は、駅舎そのものを観察しました。 2023年春…JR東日本パスで2泊3日の鉄道旅【その23】 なお、自由通路は駅の勝浦方に、改札内の跨線橋は館山方に設置されています。 レジャー地のイメージが強いと思いますが、駅近辺にはマンションも建っていたり、スーパーがあったりと、ごく普通の地方の街です。 駅の構内を眺めることができます。この電車は、この後乗車する木更津ゆき。 209系の4両編成です。 奥に停まっているのが、勝浦から乗ってきたE131系2両編成。 どちらも房総の菜の花と海の色をイメージした帯色ですが、青の色味がずいぶん違いますね。 配色の割合も違いますね。E131の青帯が広いのは、黄色が目立つと千葉駅で総武各駅停車と見間違えやすくなるからかな? (今のところ、千葉駅で客扱いする定期運用はないようですが) さて、安房鴨川と言えば、超有名レジャー施設がありますね 水族館の他、ホテルなどもある、房総トップクラスの有名スポットでしょう。 電車でお越しの方は、安房鴨川駅西口よりこのバスに乗り、およそ10分で到着。無料だそうです。 海のいきものを車体いっぱいに描いたファンシーなデザインの専用車両で、早くも駅からレジャー気分が高まることでしょうね 無料送迎ながら緑ナンバーがついていることからお察しの通り、地元バス会社の契約輸送と思われます。 ちなみに、この駅西口側にはちょっと古めのイオンがありました。 「フローレ鴨川ショッピングセンター」という名称だそうです。 JR安房鴨川駅、安房鴨川駅西口バス停、イオン鴨川店の位置関係はご覧の通りです。 今となっては、都心以外では珍しい「駅前(街なか)イオン」ですが、ジャスコが郊外立地に本格的に乗り出す直前くらいの物件でしょうかね。 このバスは千葉駅行き。調べてみると、所要時間は1時間50分、運賃は1880円。 特急列車だとバスよりは早く渋滞もないですが、所要時間差20分ほどに対し運賃+特急指定席は3000円近くに達し(注:チケットレストクだ値だとこれより安い)、しかも特急列車は千葉駅へは行かないので乗り換えが必要という点が不人気の理由と察しました。 運行本数は特急列車とほぼ互角、輸送可能人員は特急列車の圧勝ですけども…。 ほかに、例によってアクアラインを通行する「東京八重洲ゆき」と「渋谷行き」の設定があるようです。北海道並みに高速バス天国の千葉県…。 ※コロナ・運転士不足による減便状況は都度ご確認下さい ここポイント→高速バスだと東京八重洲で降りてから目的地のJR駅までは別途払いになりますが、JRは、安房鴨川~東京は100km超~200kmまでの範囲なので、「東京山手線内」のJR駅ならどの駅まででも「東京駅までの運賃」で移動することができます(『東京山手線内の駅を発着する場合の特例』:勝浦、館山なども同様)。 なので、対東京なら、ちょっと高くてもトクだ値利用して、ゆったりの特急列車を取るかな?(この点、外房特急が生き残っている理由かも) さてさて、次に乗車する列車はあれです。 先ほどから停車中の209系4両編成に乗って更に南下します。 209系=京浜東北時代の古すぎるイメージで、乗車前にあわててトイレに駆け込みましたが、乗ってみれば改造してトイレが設置されてました(苦笑) 車内の様子も撮ってあるので、それはまた次回ご紹介します。 不要不急の駆け込みトイレを済ませて、跨線橋を渡ってホームへ。 暖かい地方の駅だけあって、屋根はありましたが窓枠はなく、吹き抜け構造になっていました。 こういうパターンもあるんですね。
蘇我から南下してきた外房線は、ここ安房鴨川より先も「外房」の海岸線を南下し続けますが、路線名は「内房線」に変わります。これは、木更津、館山方面からの「内房線」の線路が先に安房鴨川に到達したためとか。 次回は、安房鴨川駅3番線に停車中の「館山経由木更津行き」209系電車のご紹介と、館山までの車窓をご紹介します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[駅・ターミナル探訪] カテゴリの最新記事
|