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カテゴリ:駅・ターミナル探訪
安房鴨川駅から普通列車に乗って、館山駅に到着しました。
現在は特急は臨時特急しか来ませんが、その臨時特急「新宿さざなみ」号の終着駅になっている、房総半島の南の主要駅です。 ちなみに、房総半島最南端(=千葉県最南端)にして「関東最南端」の駅は、館山駅から2駅安房鴨川よりの「千倉駅」だそうでです。 2023年春…JR東日本パスで2泊3日の鉄道旅【その26】 ※今回の記事に使用している画像は、旅の2日目に撮影した画像と3日目に撮影した画像をミックスして使用しています 駅舎全体が南欧風のデザインになっていて、関東の駅百選に選ばれたそうです。 メインの出入口は東口(山側)のようで、駅前に商店が立ち並び、主要なバス路線も東口側に乗り場がありました。 さて、まずは構内・駅舎内を見てみましょう。 ホームは1番線が片面、2・3番線が両面の2面3線で、ホーム上に売店はありません。 ご覧のとおりエレベータが使用停止中でしたが、どうしたものでしょうか(2023年3月時点)。 改札口の中です。1番線へ下りる階段の降り口にトイレがあります。 ほか、改札内は飲料の自動販売機がずらりと並んでいます。 また、改札階にはこんなアトラクションがありました。 発車メロディーを鳴らせます。 館山駅の発車メロディは、X JAPANの「Forever Love」が採用されていて、それをご自身で鳴らして旅立ちの記念に…という趣向です。 Forever Love♪Forever Dream♪ 私Kazuが学生の頃に大ヒットした曲。館山駅に乗降する機会があれば鳴らしてみて下さいね。 なお、スイッチもON/OFFつきですが、業務用の実物とは違い、途中で切る(OFF)ことはできません。 改札内から改札口を見ています。高い天井が印象的です。 右手にNewDaysがありますが、この店舗は改札外から利用する店舗で、しかもキャッシュレス店舗となっているので、弁当やお酒が買えません。東口側に出ると、駅弁(くじら弁当)のお店と、お酒はJRバスの売店で買えます。 NewDaysが縮小傾向だなあと思っていると、なんと、みどりの窓口も閉鎖だそうです。現在は「話せる指定席券売機」が稼働中でしょう。 なお、「新宿さざなみ号」はSuicaとチケットレス特急券の組み合わせでも乗車できます。 では、駅前の街を見てみましょう。 ロータリーに大きなソテツの木、温暖な南房総らしい駅前の光景。 東口へ下りる階段を下ったところに、駅弁屋さんがあります。 珍しい「くじら」を使ったお弁当を販売しているそうで、各種媒体でも紹介されたことがあるようです。食してみたかったですが、残念ながら休業日でした。 張り紙にもある通り、予約ができるそうです。 画像でもチラッと見えていますが、このお弁当屋さんの右手奥に進むと、コインロッカー(硬貨式)があります。 また、洲崎や野島崎灯台へ行くJRバスは、こちら東口側に発着しています。 駅舎にバルコニーがあって、日中は自由に出入りできるようになっています。 ソテツの並木が並び、家屋の瓦もオレンジ色が多くて、日本の街並みではない雰囲気です。 密集している東口側とは対照的に、新しそうな街並みです。 そして、駅から真っすぐ伸びる道路を直進すると、交差点2つ分で海岸(鏡ケ浦) 青い海が見えますね。 ハワイに行ったことはありませんが これ、日本の鉄道、しかも首都圏JRの駅前ですよ!
さて、ちょっと誤解を招く表現かもしれませんが、館山駅にはもうひとつ「駅舎」があります。クルマを利用せずに南房総観光をする場合に重要な施設です。次回はそちらをご紹介します。 ちなみに、場所はJR館山駅に隣接しています。 館山駅はこちらです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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