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カテゴリ:おしゃべり・ミニネタ・身の回りのこと
赤山地下壕跡がある「宮城」バス停からJRバスに乗っておよそ15分、次の観光スポット最寄りのバス停にに到着しました。
2023年春…JR東日本パスで2泊3日の鉄道旅【その31】(2日目) バスを降りると、後方の高台の上にかわいらしい白亜の灯台が見えました。 バス停の少し後方に、灯台の方へ行ける小路がありますので、そちらへ進入! 駐車場戦争が勃発しているようで どの駐車場も県道(房総フラワーライン)から小路を入った先にあります。 観光シーズンにはマイカーでいっぱいになるのでしょうが、この時は観光端境期だったので、駐車している車はまばらでした。 ちなみに、駐車場の名称は「伝平駐車場」「弥平駐車場」など。屋号でしょうかね。 小路を奥まで進むと、お土産屋さんがあり(ところてんが旨い)、その脇に、灯台へ登る階段があります。ここから、結構登ります。 大正8年(1919年)に建造された、鉄筋コンクリート造の灯台としては初期のものだそうで、国登録有形文化財にも指定されています。 海面から少し高い位置に設置されているためか、灯台自体の高さは15mとさほど高くなく、ずんぐりむっくりした容姿となっています。 (水面から灯火まで45m) 光り方は、30秒に赤1閃光、白1閃光。 (パノラマモード撮影) 対岸の三浦半島にある剱埼灯台とこの洲埼灯台とを結んだ線の内側が東京湾とされており(国土交通省令で定められています)、東京湾を出入りする船舶の安全を確保する超重要な灯台になっているということです。 この灯台ができる前は、安房白浜の野島崎灯台を目標として東京湾に向かってきた船舶が、間違って平砂浦海岸に進入して座礁するという事故が起こっていたそうで、この灯台の運用が始まってからは、そのような事故は起こらなくなったそうです。 洲崎灯台から鏡ケ浦(館山湾)方向を望むの図。 穏やかな海です。 洲崎灯台から富士山方向を望むの図。 う~ん、天気は良いですが、心が清らかな人には見える…のかな? 灯台には、かつては職員が常駐していたので、入口には門が設置されています。 現在、洲崎灯台では、職員の宿舎は解体されて現存しませんが、この門と、建物を撤去した跡が、有人灯台だった往年を偲ばせます。 洲崎灯台は、内部の公開はされていません(関係者以外が登ることはできません)。 でも高台にあるので、地上からでも東京湾を出入りする多くの船が行き交う様子が手に取るように見えて、眺めは抜群。 太平洋を一望にする野島崎灯台(後日紹介します)とは違った風景が楽しめました。
道の傍らで籠に入れられていた天草。 灯台入口のお土産屋さんで買った「ところてん」がとても美味しかったです。 常温保存可能なので、お土産に買って帰りました。 さて、灯台の近くに「神社」があり、バス停1つ分だったので歩きました。 (時間カツカツになってしまいましたが…) 国登録有形文化財 洲埼灯台 千葉県 館山市 洲崎1043 ・敷地内への出入りは自由 ・灯台内は非公開 ・駐車場は周辺の民営駐車場を利用 列車・バスでのアクセス JR内房線「館山駅」東口より、JRバス洲の崎線に乗車し(渚の駅たてやま経由の場合)32分「洲崎灯台前」下車。入口まで徒歩5分ほど。 ※記事中の「さき」の字は、それぞれ現地の表示や各種案内の通りに合わせてあります (埼と崎が混在) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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