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テーマ:鉄道(22997)
カテゴリ:駅・ターミナル探訪
館山から普通列車で浜金谷駅に到着しました。
順番は前後しますが、前回ご覧いただいた駅舎と駅前広場編に続いて、今回は構内(ラッチ内)の様子をご紹介します。 2023年春…JR東日本パスで2泊3日の鉄道旅【その48】(3日目) 撮影日:2023年3月9日 浜金谷駅は、神奈川県の久里浜港へ渡り、路線バスを介して京浜急行線・JR横須賀線へ乗り継ぐことができる「東京湾フェリー」のりかえ駅、著名宗教観光地「鋸山・日本寺」の最寄り駅です。今回の旅行ではフェリーには乗りませんでしたが、鋸山・日本寺参拝と「地獄のぞき」、日本寺管理区域のすぐ外にあって近年注目度急上昇という「ラピュタの壁」を見物しに行きましたので、後日ご紹介します。 (再掲) 浜金谷駅のホームは、島式の1面2線。 鋸山に向かって左が「下り」館山方面、右が「上り」木更津方面です。Wikipediaの記載によれば、逆方向への発車には信号設備が対応していないようです。 ホームと駅舎とは屋根なしの跨線橋で連絡。エスカレーターやエレベーターの設備はありません。 跨線橋に登って、構内を見晴らしてみましょう。 南方向(館山・安房鴨川方)を眺めた写真です。正面の山地が鋸山。 駅構内はご覧の通りシンプルです。ホームに待合室が設置されていますが、それ以外、ホームには屋根はかかっていません(ホーム上屋はありません)。 あ、ロープウェーが見えますね。 北方向(木更津・蘇我方)を眺めた写真です。 駅構内はこちらもシンプル。跨線橋より木更津方には待合室はありません。もちろん、ホーム上屋もなし。 ちなみに、ホームは10両か11両程度まで対応した長いホームです。房総への観光輸送で鉄道が優位だった頃を偲ばせますね。 なお、現在も臨時特急「新宿さざなみ」255系9両編成が停車しています。 本線のほかに引込線が1本、海側にあります。 さらに海側にはもう1本線路を敷設できそうな空地(舗装通路)もあります。 当駅ではかつて貨物の取扱いをしていたそうなので、その頃の名残かと思います。 ただ、貨物扱い中止から50年以上経っているようなので、その間にレールの取り替えや配線変更などが行われているかもしれません。 駅本屋の水色の瓦屋根がとてもきれい。 駅舎の向こう側に写っていますが、当駅のお手洗いは改札内にあります。 列車からフェリー・ロープウェーへの乗り換え客に向けた運行状況の案内看板が改札内に立っています。 東京湾フェリーが「またずにのれる」だったのは、いつまでだったか。東京湾アクアライン開通後は便数を減らし、土休日・繁忙期はおおむね1時間おきに出航するダイヤですが、平日は1日7往復。さすがに「またずに」というわけにはいかなくなっているようです。
さて、2回でまとめようかと思った「浜金谷駅観察」ですが、blog記事にしては長くなってしまったので、3回に分けることにします。次回、駅舎の中をご紹介します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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