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テーマ:●食べた物の画像♪(86436)
カテゴリ:駅弁・空弁・駅そば
昨年(2023年)の秋ごろから登場した駅弁。
従来、秋田駅では「あきたこまち弁当」という、純粋な幕の内駅弁が売られていましたが、それを休売して新発売された駅弁です。 パッケージは、秋田小町をイメージしたと思われるピンク色基調のデザイン。 市女笠姿の秋田小町(小野小町のオマージュ)を、お米の「あきたこまち」の稲穂が囲うイラスト入りです。 側面に入っているなまはげのイラストはイメージキャラクター的な用途で、関根屋のほとんどの駅弁掛け紙に採用されています。 秋田県産あきたこまちのご飯の上に各おかずが載っている「のっけ弁」タイプ。 おかずは、左上から順に、わかさぎ唐揚、とんぶり入り蒲鉾天、生姜ごぼう、卵焼、メインの紅鮭塩麹漬焼、梅干、きゃらぶき煮。 付け合わせとしてりんごコンポートと、いぶり大根漬。 (原材料表示より) ご飯が秋田名産なのはもちろんですが、わかさぎ唐揚げは八郎潟の名産、とんぶりは大館市近辺の名産で「ホウキギ(ホウキグサ)の実」、ふきも秋田名産です。いぶり大根漬とは、いぶりがっこのこと。 紅鮭は秋田県では収穫されない魚ですが、秋田県民は鮭の塩漬けを焼いたのを「ぼだっこ」と呼び、全国一般よりも塩辛い味を好みます。ただし、この駅弁の紅鮭は塩麹焼なので「ぼだっこ」とは呼びません。 ※原料の原産地は県内とは限りません。 この記事を書くに当たって、Wikipediaで調べたところ・・・ とんぶりの原料の実がなる植物「ホウキギ」って、あの有名な「コキア」のことなんですね。 乾燥して薬用にもされるそうです。 さて、この駅弁は、久しぶりに「駅で購入して車内で喫食」しました。 自宅に持ち帰って食べるのもゆったりして良いですが、やはり駅弁は流れゆく車窓をおかずのプラス1品にするのが美味さ倍増の食文化だと思います。 次回は、その「列車」に乗って「温泉」に出かけた様子をご紹介します。 冬の五能線! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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