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カテゴリ:旅行貯金・風景印
一部の方々の間では、旅行の思い出として「旅先で郵便貯金する」という趣味があります。かくいう私もにわかファンでして、20年ほど前から時々「旅行貯金」をしていました。
2020年春の東京旅行で海老名駅前局を訪問して以来途絶えていたのですが、今回の房総旅行では久しぶりに通帳を持参し、目についた郵便局で貯金と風景印の収集をしました。 旅行貯金のやり方は単純で、ゆうちょ銀行の通帳と預入金を用意し、窓口で預け入れするだけです。それの何が面白いのかというと、預入時に頼めば、その局の局名ゴム印を押印してもらえるのです。通常は局名を書類に押印する普通の横長ゴム印ですが、局によっては、絵柄入りのゴム印や黒ではないインクを用意している局もあります。それを集めて旅の思い出にしたり、悦に入ったりするわけです。 預け入れたお金そのものは一般の「貯金」(つまり預金)ですから貯蓄になるし、引き出しも可能です。 ※縦型通帳の頃は「主務者印」という朱色の角印も押印してもらえたが、現在の横型通帳には押印欄がありません。 館山駅前郵便局(05238) JR館山駅東口(正面側)のロータリーの向かいにある局です。 職員さん数人の小さな局ですが、とても親切にご対応頂きました。 ゴム印は正調の文字のみゴム印でした。ありがとうございます。 一緒に、風景印の有無も尋ねたところ、あるとのことで、風景印も依頼しました。 風景印とは、局が所在する地域の風物や名所名産などを絵柄にした特殊な消印で、郵便はがきまたははがき料金以上の切手を貼付した紙に、切手に重なるように押印していただける消印です。 消印ですから、差し出すはがきや手紙に押印して相手方に送達してもらうこともできます。 かつて、後輩から届いた結婚披露宴の招待状の消印が風景印だったことがありました。粋なことをするヤツです 図案は、館山市街地の目の前に広がる鏡ケ浦と、そこに浮かぶウインドサーフィンとヨット、さらに、「日本一長い桟橋」といわれる「館山夕日桟橋」。お城は館山城です。 夕日桟橋を描いている部分が「館山」を強調している感じです。 お目当ての旅行貯金と風景印は収集終了。そうしたら、窓口のお姉さまより逆にセールスをいただきました。それが、こちら 来局記念券 地域限定で発売された記念グッズだそうです。あくまでも記念品で実用性はないものですが、グッズが製作・発売されるくらいに風景印集めや旅行貯金で郵便局を訪れる旅行者が絶えないということでしょうか。もちろん、おススメに従って1枚購入しました。 鉄道のきっぷの様式にならったデザインになっています(斜線を切り取っても小児の金額にはなりません)。「100円」の字体も、旧国鉄のきっぷに激似。もしかして同じかな? 局名の隣の5桁の数字は局番号です(通帳にも印字されています)。 しかもこの来局記念券は、ただの厚紙ではなく、しっかりと「硬券」になっていました この記事を書くにあたってちょっと調べてみると、これは日本郵便関東支社の企画で、初のJR駅との合築・駅業務受託で話題になった外房線江見駅および江見郵便局(前回の記事で少しご紹介)と「駅メモ!」のコラボで発行し人気になったのがきっかけで、南房総の各局で発売したグッズだそうです。 窓口のお姉さんの話では、無くなり次第終了とのことですので、もし販売されていたらGETしたいグッズですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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