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旅とメシと鉄道と酒と温泉と…あと何だ??

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2024年06月02日
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「道の駅グリーンファーム館山」および道の駅内の郵便局でお土産購入や貯金・消印回収などを済ませて、再びレンタカーを走らせること数分、道路沿いにあったJRの無人駅を訪ねました。





内房線 九重駅(ここのえ)
Wikipediaによると、1921年(大正10年)、内房線が延伸してきたときに開業。1972年(昭和47年)にはすでに無人駅になっていたようです。
1日平均乗車人員は、平成初期には100人台にまで落ちていたそうなので、旧九重村にも駅をひとつ…という性格で設置された駅なのかもしれません。
ご覧の現在の駅舎は2007年(平成19年)に改築されたもので、それまでは有人駅時代の古びた木造駅舎が継続使用されていたようです。





駅舎内部です。駅舎といっても、トイレの建物を含む全体に屋根をかけ、駅前広場側にガラスの仕切りやトイレ入口の目隠しを設置したスタイルで、ホーム側はすべて開口部になっています。
この屋根の中に簡易Suica改札機と乗車駅証明書発行機、インターホンが設置されています。
無人駅にインターホンがあると、分からないことを聞くことが出来て良いと思います。
(JRとしてはJR東日本アプリ・どこトレ利用を推奨していますが)
飲み物のacure自動販売機は1台、駅前広場側に向けて設置されています。





Suica簡易改札機が置かれているだけの「改札口」を通ってホームにインしました。
下り方(千倉・安房鴨川方)を向いて撮影しました。
無人駅なので入場券は発売されていません(簡易改札機なのでSuicaでの入場サービスも未対応)。「改札口」のホーム側には、JR東日本お得意の「強固なきっぷ・運賃入れ箱」が用意されています。内房線のワンマン運転では車内精算はしないので、現金精算の方は過不足ないように入れましょう。
※2020年に公開された労組資料に「集札箱を案内」と記載あり
※Suica(交通系IC)利用推奨





トイレのホーム側外壁には、地元の小学生が作ったと思われる駅名標が展示されています。
地元密着の駅ですね。





こちらは上り方(館山・木更津方)を向いて撮影。下り方を合わせて眺めると長いホームです。11両編成に対応しているそうです。かつては特急・急行車両の停車もあったのでしょうか。
一方、向かい側の線路は剥がされて棒線化されています。2021年に実施したとのこと。ホームだけがそのまま取り残されています。





使用中のホームに設置されている駅名標の周囲は、枯山水風に整えられていました。
国鉄時代の地方駅のホームには、このようなミニ庭園や花壇、植え込みがあって、良く手入れされていたものですが、現在のJR駅ではまずお目にかからなくなったか、あっても放置されるがままのことが多いです。九重駅は無人化が早かったので、「駅庭」(?)がまだ盛んだった頃から地元の方が整備を続けていらっしゃるのかもしれません。

余談ですが、トミックスNゲージのロングセラー商品「対向式ホームセット」(品番4001の方)では、これが再現できるモールドが施されています。








駅前広場も見てみましょう。
駅の規模に比べて駅前ロータリーは広いです。そして、中央には花壇があります。
昔のローカル駅の駅前広場のイメージそのままですね。駅によっては、広場の中央に桜の木が植えられたりなんかしていました。





そしてなんと!!
1日平均乗車人数100名余りの小駅ですが、東京ゆきの高速バスのりばがあります。これは驚きよびっくり
千葉行きも通ります。
なお、路線バスの方のバス停はどういうわけか駅前にはなく、駅前から70mほど館山方へ進んだ道路上にあり、バス停名は「九重駅前通り」のようです(Google mapおよびWEBの時刻表より)。駅とバス停が離れているのは、地方駅あるあるですね(バスは「駅前」と称しながら駅の近くまで入らない…とかよくある)。





昼下がりののどかな小駅を満喫しました♪
もう1カ所、駅に立ち寄りました。

以下、次 回!








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最終更新日  2024年06月02日 22時59分54秒
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