東北新幹線「はやぶさ」のグランクラスを堪能 プラス1万円の贅沢
いよいよ、この旅日記シリーズ今回が最終回間近です最終回にふさわしく、グランクラス乗車記を2回に分けてお届けいたします。グランクラスは当ブログ2回目の出場です前回の記事(東京駅グランクラス乗車プロローグ?)はこちら 乗車したのは、東京19:40発(2018年3月改正ダイヤ)はやぶさ111号、盛岡行きです。新函館北斗や新青森へ向かう「はやぶさ」と違い、仙台以北は各駅停車となる列車です。編成はE5系10両+E6系7両の17両編成。新函館北斗や新青森へ向かう「はやぶさ」の場合では、E6系7両は「こまち」秋田行きなのですが、この「はやぶさ111号」は17両すべてが「はやぶさ」盛岡行きとなっています。お乗りの際は、10号車のデッキから乗車しましょう。アテンダントさんがお出迎えしてくださり、リッチ気分が更に上がります。(9号車のデッキから入室することも可能)前回乗車した時は、アテンダントさんはお二人乗務だったような記憶がありますが、この列車ではお一人でした。 東京駅折り返し列車なのでドア開扉から発車まではわずか数分しかありません。前回乗車時には他の乗客が着席していたりしてよく撮れなかった座席の写真を先に撮りました。 今回は1人掛け席をチョイス。1人掛けでも2人掛けでも料金は変わらないのですが、前回は2人掛けの通路側だったので、今回は1人掛けにしてみました。座席の詳しい解説はJRのグランクラス公式サイトに詳しいし、座席担当の鉄道ファンの皆さんがレポートを続々公開していらっしゃいますのでそちらをご覧いただくと良いと思いますが、リクライニングは電動です。座面も一緒にスライドし、これももちろんボタン一つで電動。さらに、上級座席に必須の「フットレスト」はなく、代わりに座席の前部(ふくらはぎが当たる箇所)がせり上がる「レッグレスト」が装備され、これももちろん電動です。左腕のひじかけについているボタンで操作します。ヘッドレストだけは手動。右肩部分からニョキっとでているのは、デスクライト。 右腕のひじ掛け側面に設けられているフタを開けると、テーブル(ダイニングテーブルと呼ぶそうです)が出てきます。展開している場面はのちほど。また、右腕ひじ掛けの手が当たる部分についているフタを開けると、ミニテーブル(カクテルテーブルと呼ぶそうです)になります。肘掛に挟まっている紙は、サービスメニューです。これも後程。また、右ひじ掛けの前面には、電源コンセントがあります。東北新幹線の普通席では、最近製造された一部の車両を除き、コンセントは窓際席の壁面にしかありませんが、グランクラスでは各座席にコンセントが設置されております。 2人掛け席も設備は同一で、左右対称に配置されております。電源コンセントは、中央のひじ掛け前面に2口設置。ちなみに、このときの乗客は、ご家族連れ3名(父・母・女子)と私Kazuの計4名…。えきねっとでは、当日朝までご家族連れの予約は入っていなかったので、このファミリーがグランクラス乗車を決意しなければ、東京~盛岡1両貸し切り&Kazu専属アテンダントつきになるところでしたおかげさまで、存分に撮影が可能にそうこうしているうちに、定刻に東京駅を発車しました。さようなら東京…といつもならそうなるのですが、今回ばかりは更なるワクワク感が続きます。アメニティをご紹介しましょう。 スリッパのサービスがあります。しかも、紙製ではなく、専用の繊維袋に入ったフカフカのもの。 車内雑誌は、JR東日本の新幹線の定番「トランヴェール」のほかに、JR東日本のIR向け広報誌「JR-EAST」が各座席に備え付けられ、お持ち帰りが自由です。「JR-EAST」は「トランヴェール」と同様に自社エリア内の送客を狙った紀行記事が多いですが、「びゅう」商品の広告はほとんどなく、代わって、「決算概要」など投資家向けの記事が掲載されています。 通販冊子はJR東日本商事の「Train shop」と、北海道キヨスクの「北の特急便」。これは、北海道運用が恒常的に発生するE5系ならば、普通車やグリーン車でも同じなのかな?いつも乗るE6系(こまち車両)には、「北の特急便」は搭載されていません。~グランクラスでリッチな旅を~仙台市近郊の高級温泉宿作並温泉 鷹泉閣 岩松旅館 秋保温泉 茶寮宗園 秋保温泉 ホテルニュー水戸屋 秋保温泉はJR仙台駅より直行バスで30分ほど作並温泉は仙山線電車で30分ほど+送迎バスで数分です。 さて、それでは、グランクラス最大のお楽しみ、アテンダントサービスを堪能致しましょう ひじ掛けに挟んで用意されているMenuを拝見。旅や列車に興味のある方ならご存知の方も多いと思いますが、「アテンダントサービス」があるグランクラスでは、このメニューに記されている飲食物が全て料金に含まれています フードは・軽食(和軽食/洋軽食 どちらかひとつ)・茶菓子・おつまみメニューでは「茶菓子」とありますが、パウンドケーキ。ただし、季節によりフレーバーが違うようです。おつまみも、前回も今回も亀田製菓のGC専用パッケージのおかきでした。軽食と茶菓子はひとり1つですが、公式サイトをみると、おつまみ(おかき)は余分があればお代りを用意して頂けるようです。 ドリンクは・アルコール(ビール/ワイン(赤・白)/日本酒/ウイスキー)・スパークリングアルコール・ソフトドリンク(ホット:コーヒー/紅茶/ハーブティー)・ソフトドリンク(コールド:コーヒー/黒烏龍茶/アップルジュース/緑茶/ダイエットコーラ/ミネラルウォーター)以上がお代わり自由です。世俗的な呼び方でいうところの、いわゆる「飲み放題」ですねアルコールの銘柄は、その時により違うようです。ブランケット、アイマスク、靴べらもあるようです(使いませんでした)。 まずは、とりあえずビール酷暑の東京を歩き回ったので、喉に沁みますねえ~~「ヱビス」の場合もあるようです。 お食事は和軽食に致しました。「グランクラス和軽食ー東京編ー」というお品書き。和軽食は上下列車で内容が違うそうで、また、季節によりメニューを変えているそうです。ですから、おそらく現在は内容が違うでしょう。洋軽食はサンドイッチメインで、上下列車とも同じ内容だそうです。女性の方にはちょうど良い量のようですね。少し少な目なので、お食事時に乗車される場合は追加のおかずを1品買って乗車されるのが良いでしょう。グランクラスには車内販売が来ません。アテンダントさんに注文して持ってきてもらうことができるそうです(別会計)が、あいにくこの「はやぶさ111号」は車内販売なしの列車ですので、追加の食べ物は乗車前に買っておく必要があります。 まだ大宮にも到着していませんが、ドリンクおかわり。白ワインを所望すると、「高畠ワインスパークリング シャルドネ 嘉 BRUT 200ml」がサーブされました。高畠はやっぱり旨いね前回乗車した際は、白はなく別のワイナリーのロゼでした。 ここで、和らぎ水として(まだ飲む気だ…)、「黒烏龍茶」をオーダー。前回乗車時には、コースターはなかったような記憶ですが、今回は滑らないコースターが最初のオーダーとともに配膳されました。軽食を美味しくいただきまして、ずっと座っているのも何なので、ここでちょっと9号車のデッキまで散歩に行きました。10号車のデッキは運転台の直後にあり、出入り口しかありませんが、9号車のデッキはグランクラス客室とグリーン客室との間にあり、内装も普通車とは違うシックな内装となっています。普通車のデッキとは趣が異なる10号車の車端部と9号車のデッキを次回ご紹介します以下、次 回!