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カテゴリ:言の葉
相方と暮らし始めるときに、心掛けようと決めたのは
「ありがとう」と「ごめんなさい」をきちんと伝えること。 全て折半しての暮しを始めたので 《これくらいのこと、してくれたっていいじゃない~!》 と不満に思うことも 《一人なら全て自分ですべきところを、やってくれて》「ありがとう」。 (夫婦の不和って 相手に対して、夫だから・妻だから、と 無意識にその役割を求めることからも始まるような気が。。。) 無口で反応の無いことに、時々いら立ちながら ひたすら 細かいことから、ひとつひとつ、言葉にして伝え続けました。 どれくらい経った日の朝だったか、突然気が付いたのは 『○○してくれて「ありがとう」』じゃない。 ただ、そこに存在してくれていること それだけで有り難いことなんだって。 むくっと起きて、相方の枕元に座って、 「ここに居てくれて、ありがとうね、ありがとうね。。。」 泣きながら繰り返していました。 その後しばらくしてから 何事に対しても、ひたすら「ありがとう」を繰り返す 〈ありがとうオジサン〉に変ってしまった彼(笑) 「ありがとう」を 自分の年齢×1万回唱えると、変化が起こる 3万回唱えると 奇跡が起こる と聞いたことあるけど あれはきっと 何かのラインを超えたときだったんだろうな。 実家の父に対しても 毎回「今日はありがとう」を言い続けていたら ある時から、昔の父を知る人なら信じられない程 やさしくなってきた気がします。 そして母。 最近、電話を掛けてくるたび、最後に 明るい声で「ありがとう」。 えっ…こんな声色で、こんなこと言う人だったっけかな。。。 結局、いつまで経っても、恨み辛みが捨てきれない 私だけが、おお馬鹿さん(--;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.20 09:02:50
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