テーマ:携帯電話のこと(2530)
カテゴリ:今日のひらめきと、とっても苦手な日記
今日山手線に乗ったら、音楽聞いてる人増えてました。しかし、変です。
ipodかと思いきや、みんな携帯電話。売れてるのはipodなのになぜ?? ちょっと考えたらわかった。携帯音楽プレーヤーは、携帯する事自体が不都合なんじゃないかな。 若いビジネスマンや大学生なら、荷物にノートPC、デジカメ、携帯電話、本、雑誌、筆記具、カードで膨らんだサイフ、その他、"非常用備品?" 女性なら、それに化粧品、場合によっては下着や"女性用非常用備品?"が加わる。 みんな移動するのにえっちらおっちらがんばってる。 家に帰れば、コンセントは、頭のでかいACアダプターでタコ足状態。これ以上充電器差し込みたくない。 しかも、マニュアルや保証書山積みで、捨てていいのやら悪いのやら。 携帯電話で音楽聞いて、"意外と音がいいじゃん"と思えばすべて問題解決。 消す勝負が初めから消えてる事になる。 考えてみれば、画像配信付き携帯音楽プレーヤーに必要な物体の大半は携帯電話についている。 操作ボタン、液晶モニタ、トランス、イヤホン端子、高性能バッテリー、SDカード、パソコンとの連携、それらを内蔵するための外殻。 特筆すべきは、通信環境や、課金環境ははじめから、充実してる。 きっと、呼び出し音の割り込み設定なんかもできるようになるだろう。 いろんな部品をダブルで持ち歩くなんてスマートじゃない。聖徳太子じゃないんだから、いろんな事同時にできない。 あとは、携帯電話の音さえ満足なら、ゲームオーバー。そこだけ強化すればいい。 じゃあそれでいいのか。といえばそこが難しい。ただ乱戦になるのは目に見えている。 携帯電話は、メーカーのブランドじゃなく、docomoとかの通信業者のブランドが強い。 メーカーのブランドあまり意識してない。 音楽は、アート。ブランドも大事。 アップルの次の戦略は絶対ココダ。 次は携帯音楽プレーヤーに電話機能をつけてくる。 機能でコロコロメーカーを変えるユーザーじゃなく、感情として強いファンを持つ、世界初の携帯電話メーカー。利益率の高い携帯電話メーカーの誕生だ。 しかも携帯電話は買い換えも頻繁。ご存じのように通話料金にハード代金が含まれるから。 3-4万で買ってもみんな喜ぶようなブランドや機能を5000円から1万円で新しいスペック入りで手にいれられるようになる。 爆発しそう。 とすると、専用の携帯音楽プレーヤーは本当の音楽好きのための、マニアックハイスペック商品のみ生き残る事になる。 ソニー初め日本メーカーのみなさん。まけちゃだめよ。多機能携帯電話を作る総合力じゃ負けてないんだから。 しかし、しつこいようだけど、アートがわかるメーカーとしてのしっかりとしたブランドを初めにつくること。 つまり、ササル携帯音楽専用プレーヤーを沢山売って、その後に携帯機能をつけることが大事だと思う。 ソフトの囲い込みやらなんやらは、携帯電話に移行時にチャラになっちゃうんだから、あせらずに"音楽を日常生活にストレス無く持ち込む"とはどういう事か考え抜いてほしい。 売れなくとも"良いけど手が出ない高級品"のイメージ作りでもいい。携帯電話になって安くなったとき、よりインパクト大きい。 ガンバレニッポン! 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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