テーマ:世界の中の日本(548)
カテゴリ:真面目な話
●ブログとは本来、
書く人にとっては "自分を確認し、他人に認知されることによる、世界が広がる喜びを得るためのもの" 見る人にとっては "多様な主観が存在するパラレルワールドを体験できるもの" (ここでパラレルワールドってのは奥が深いんですよ。アマゾンとかで"クオリア"に関する本を検索してよんでくださいな。この理論の勝手な進化形が7軸説であり7to3空間モデルですよ。) ●名前で勘違いしてませんか。 書くのが"日記"なら、どうでも良いプライバシーをさらけだす事が、世界が広がる事と矮小に理解していることになる。 読むのが"日記"なら、その日にあったことや思ったことなどの覗き見しか求めてないことになる。 私が日記にもかかわらず毎日更新しないのは、私にとってのブログとは、発信したいことを発信するルートだから。世界が広がり開放的な生活をする道具だから。露出趣味はない。 トップには今発信したいことが載っていてほしい。どうでもよい日々の日記の下に表示されたくない。 とくに前の文章の"自分の頭"のフレーズなんか沢山の人に見てほしい。 たくさん日記が積み重なっちゃうと大切なものが追いやられる。 とくに楽天のシステムは、10個までしか表示されないし。 ●ところで、パラレルワールドを顕在化させるブログの仕組みも、正反対な使われ方もあります。 なんでも、両極が存在してるんです。というか両極がないと存在自体がないんですね。 パラレルワールドじゃなくて、収束する世界を作るのにも使われるときがあります。 例えば、広く分散した"信者"といわれる人々を多くのコンテンツやカキコで多重にリンクしちゃいます。時間と空間を越えてひとまとめに固めちゃうわけです。 そして、信者で無い人が見たとき"みんなそうおもってるんだー。"と勘違いさせ信者にしちゃうやつですね。 まさに集団心理、小さな集団を"みんな"と勘違いさせてしまう。("みんな"という事に価値を置く事自体も問題だが。)均質で他者が自在に操作できる7次元空間作成戦略。 パラレルワールドじゃなくて"ブラックホールワールド"となずけましょう。 このブラックホールをビジネスモデルに取り入れる会社けっこうあります。 そういえばライブドアの元社長が積極的にライブドアブログやってましたね。。コワイデスネー。 新製品や、ブランドなんかで利用するんならかわいいもんですけど。 もちろん、肯定的な表現をするなら、"単なる知識を信念に昇華するツール"とも言い換えられます。 ●ですから!テーマが同じなら、自分と同意見の人ばかりじゃなく、異なった意見へもトラックバックやコメントすることをこころがけましょう。 >>ブログについて、変だなと思う事。 >最近ビジネスブログとか、閉じたブログが導入されつつあって、黎明期なんだけど、なんで"ブログ(日記)"なの??。 多元的な情報整理であり、カオスの中の法則を見つけるツールであり、 集団心理をうまく利用するツール。 沢山の主観なりノウハウなりや、プロジェクト等の関係を整理する総体の事。 要するに今までのデータベースやノーツなんかと比べて格段に柔軟性が高くて多元活用ができるって事だよね。 それになんで"ブログ"なんて名前つけてるわけ。みんなしってるからって安易につけてない?? インターネット黎明期にネット対して "通信IC" とか トンチンカンな名前つけてるのと全く同じ。 ●発想貧しくない?冴えた表現うちだした会社は一世風靡しそうですね。 勘違いして、1000人位で日記なんか書き始めると、大切な情報がうもれるんだろうなー。3年後位が楽しみだねー。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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