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カテゴリ:翻訳

 近頃、翻訳ブログにあまりにも単純で幼稚な書き込みが頻繁にみられるので、もう少しお暇をいただきたかったところ、出てきた次第である。

 そもそも、翻訳者、エージェント、クライアントなどという単純な図式は存在せず、エージェントにしても、社内に技術や言語、翻訳理論のわかった人間がいる会社と、単に丸投げしている会社とでは、天と地ほどの違いがある。

 もちろん、それはクライアントについても言えることで、業界の内情に通じたエージェントほど、「クライアントほどあてにならないものはない」と考えている。もちろん、そんなことはよほどのことがなければ口に出すことがないのは当然のことで、そういうことをエージェントから聞いたことのない翻訳者は所詮、それだけの者であるということになる。

 翻訳者がクライアントの話をするとき、翻訳に関して何か絶対的な存在であるかのように言う者がいるが、とんでもない誤りである。別に何もクライアントだけが絶対的な答えを握っていて、翻訳者が知恵を絞った結果の審判を仰ぐなどという性質のものではない。

 SOHO・・・のブログに「翻訳会社はヒマではない」(だから、フィードバックなど返してられない)などという書き込みがあったが、とんでもない暴言である。忙しかろうが、何であろうが、やらなきゃならないことはやるっきゃないんであって、とても納品できない訳文が返ってきた日には、徹夜してでも休日返上してでも、それこそ健康と引き換えにメチャクチャに修正して納品するほかない。

 フィードバックに費やす時間なんて、それに比べればわずかなものである。
 ただ、とんでもない訳文はとにもかくにも直すしかない。ところが、フィードバックは必ずしも必要ではないし、第一それを次に生かしてくれる翻訳者が少ないことも事実である。フィードバックを次回に生かせるような翻訳者にはフィードバックなどしなくても、たった一言感触を伝えればそれで事足りる。

 要するに、現在SOHO・・・に書いてあるようなことを書かなければならなくなったのは、素人会社があまりにも増えすぎたためである。
                           (つづく)


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最終更新日  2007年07月23日 01時40分00秒
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