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カテゴリ:食事
この前、上野駅で少し時間があったので、そばのお店に入った。 新幹線のなかで小さな駅弁を食べていたので、おなかがすいているわけではなかったが、おいしそうだったので、軽く一杯と思って入ることにした。 すると、のれんをくぐるや、「禁煙ですか。喫煙ですか」とくる。 あほか、お前は。禁煙に決まっとるやないか。 とも言えないので、というか、いやな予感がしたので、訊かれる前に自ら「禁煙」と「宣言」しようと思ったら、先に言われてしまった。 喫煙席は、奥の方にくつろげるようになった席が「豊富に」用意してあるが、禁煙席は入口の落ち着かない席、何やら寄せ集めの集合席、カウンター席ばかり。 そういう差別には慣れているぼく。つい1年ほど前も、新大阪でそういう差別を受けたので出るときに抗議したら、なんとその店は数ヵ月もしないうちにつぶれた。 まあ、所詮は時間つぶしと思っていると、実に客の出入りの激しい店。 客が入るたびに「おタバコ、吸われますか」、 おタバコ吸われますか。 おタバコ吸われますか。 おタバコ吸われますか。 奥の喫煙席だと気にならないが、入口に近い禁煙席だと、客の吐き出す無神経な煙以上にそのことばが耳につく。 そんなことばを数秒間隔で浴びせられるくらいなら、隣の客が吐き出す副煙流の方がずっとましというものだ。 何というか、奇妙きてれつな社会になったものだ。 で、そのあとウナギを食べに土浦に向かったものの、その店で食べたそばの種類がまるで思い出せなかった。 ←ランキングに登録しています。クリックおねがいします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月23日 22時22分14秒
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