テーマ:BAR大好き!!(735)
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”””カチャッ””” いらっしゃいませ。^^ 久しぶりだね。 「ご無沙汰してます。^^」 「そんな感じしないんだけどね。」 さてさて、今日は何から飲む? 「無性にコーラが飲みたいんだよね。」 「まずコーラだけ頂戴。^^」 珍しいね。 「なんか無償にね。」 「すぐ飲んじゃうから、ラム・ソーダも作っちゃって。」 かしこまりました。^^ ”””カランカラン””” ”””トクットクットク””” どうぞ。^^ そうそう! あの話!バーテンダーとして、ホント嬉しかったよ。 「だって!そっくり!!」 「セリフまで!!」 「ホント、ビックリした。」 嬉しいねぇ。^^ ほんとにそうなるように渋くいこうかな。 「いや!止めて!!、今のままでいい。」 あっ、そうですか。^^ 「で、次は・・・」 「おまかせで!何か作って。^^」 はい。^^ すぐに決まった。 普段なら、何か新しい、お客様に合ったカクテルを考えている所だろう。 でも、なぜか・・以前作って気に入ってもらえていたカクテルが 頭から離れない。 うーん、そのカクテルを少しまーるく柔らかに。 今日、今、作るのはコレしかない!と 自分自身、不思議な気持ちで作り始めた。 『アブソリュート・ペッパー&シャルトリューズ・ジョーヌ&ソーダ ・・EVEを落とした角砂糖を添えて』 お待たせしました。 どうぞ、試してみてください。^^ 「これって!アレだよね。」 そうですよ。 でも、その角砂糖を少しかじってから、飲んでみて。 「このお砂糖、美味しい!!」 「そうかぁ・・なるほどなぁ・・」 「やっぱり、ここに戻るのかなぁ・・」 どうしたの? ダメだった? 「ううん、違うの、そうじゃないの。」 「あのね、誕生日だったじゃない。」 「だから、久しぶりに記念に作ってもらおうかなぁって思ったんだけど、」 「それを、口に出して注文したら、私の胸の中だけに仕舞って置けないじゃない。」 「何も言わずに作ってもらって、それを記念にしておこうって思ったんだ。」 「そうしたら、新しい何かじゃなくて、私の原点のようなコレがでてきたじゃない。」 「ちょっと、想いにふけってみた。」 そうだったの。 なんだろね、コレしか頭に浮かばなくてね。 気分悪くした? 「ううん、逆かな。」 「コレがでてきてビックリしたけど、なんか嬉しい!」 「前のレシピと同じ?」 いや、今日のはね、少しだけ柔らかくした。 「そっか!このカクテルも成長してるんだね。」 角が取れて、その角砂糖の分、甘く柔らかくね。^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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