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カテゴリ:日々日記
(Micro of Def Tech 「HANA唄」より)
Def Tech見なくなったな~、と思ったら、Microだけ独り立ちしちゃったよ; なんで?? さてさて 唐突にも、今日の出来事を小説風に どうぞ~ (長文注意) オレは弁当のエビフライをつまみながら、一人悩んでいた 部活へ行こうか、どうしようか…… ただでさえ忙しい今日この頃 部活行ってると宿題が終わんないんじゃねえか? そんな疑いがオレを悩ませていた しかも、だんだん文化祭が近づいてきているから、新入部員のオレには出る幕がないって話もある そう、行く必要はあるのだろうか? そんなことまで考えていた みんなが合奏してる中、一人で基礎練も寂しい ただでさえ、この補習がはじまってから、ずっと来てない先輩だっているのだ オレ一人行かなくたって…… 正直、気分的には行きたくなかった だが…… オレは目の前の弁当を見つめた 部活に行くから、と言って母さんに作ってもらった弁当 このまま帰ってしまうと、母さんに申し訳ない気もする あ~、どうしよう!! まるで何かを発散するように、エビフライのしっぽを噛みくだく と、オレはひらめいた そうだ、決めかねるんだったら神に決めてもらうのがいいんだ! 筆箱から、1枚のコインを取り出す 表なら行く、裏なら行かない 一発勝負! おれはコインをはじいた 落ちてきたコインはするりと手の中におさまる ふう、と息を吐いてから、そっと手をどけた コインは ー裏 行かない……か 望みどおりになったのに、なぜか嬉しくなかった ま、いっか 変に自分を納得させてみる 「お~い、北田~、帰ろ~ぜ~」 オレはたまたま隣にいた友達に声をかけた 「あれ?お前部活は?」 「あ~、やめた。今日疲れたからさ」 「そうなん?どうしよ、俺塾で勉強しようか迷ってんねん」 「マジで?ええんちゃうん?もう勉強したやん、十分に」 「ど~しよっかなぁ。ま、とりあえず行こか」 こいつもオレと同じく悩んでんだ…… ぼんやりとそんなことを思いながら、オレは北田と学校を出た 「あ、こっちの道から行こうぜ。塾もこっちの道からだったらいけるし」 「そうなん?わかった」 そうは言ったものの、おれがこの道を通るのは初めてだ てかこんな道あったんだ こんなとこ通った人見たことねえぞ? まったく知らない道だったが、オレは北田についてくことにした 「う~ん、どーしよ。迷うわあ……」 「そんじゃあコインで決めれば?オレはそれで決めたで」 「マジで?てかお前コインなんかで決めたのかよ~」 「なんか、っていうなよ。決めかねてんだったらオススメだぜ?」 その時、オレたちの視界にオレたちと同じ高校の制服が見えた こんなとこでも俺たちの学校の生徒が通るんだぁ…… そう思いつつ、オレはその二人を見るともなく見ていた その人たちがだんだんオレたちに近づいてくる ん? んんん? オレははっと息を呑んだ と、同時に相手も離しかけてくる 「よお~Ryudoh~。サボりかあ?」 その二人は、吹楽の部長と副部長だった 「え?いや、そんなことないですけど……」 「違うのか?じゃあ部下行こーぜー」 「へ?いや、ちょっ、ちょっとまって……」 が、そんな抵抗もむなしく…… あ然とする北田を置いて、オレは部室に連れて行かれた…… ……てなわけで あの時コインが裏にならなければ あの時北田と一緒に帰らなければ なによりあんな道を通らなければ…… なんか運命的なものを感じた一日でした♪ (中学・高校同じ学校だけど、そとで部長さんたちに会ったん初めてや……) ここまで読んでくださった方に感謝します!(いるのかなぁ……) (この話はノンフィクションですが、名前などは変えてあります) あ、ちなみに「休んでた先輩」はただいま休部だそうで…… 文化祭も出らんないから、新入部員のお役目が増えるとか……(泣) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.25 21:06:53
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