カテゴリ:Rock Bon(ロック本)
日記更新の日付がとんでもないことになってますね。
更新するたびに変な日付になります。'91年のネタを書けと言うことでしょうか・・・? 今日紹介するのは、本です。「ヘヴィ・ロック唱法の奥義」 副題が「メタルシンガーのバイブル」で、 帯には「ハードロック/ヘヴィメタル系シンガーのマストアイテム」とあります。 最初にイントロダクションで、訓練の仕方や用語の解説などが載っています。 訓練の仕方なんてのはやりませんが、知識として興味深いことが色々書かれていました。 メタル系のシンガーは大体テナーの音域になるんだけれど、ジェフ・テイトに代表される、 リリックテナーと、ブルース・ディッキンソンに代表される、 ドラマティックテナーに区別される、なんてことを初めて知りました。 しかし、この本のページの殆どを占めるのは、25人のヴォーカリスト達のインタビューです。 かなり専門的なことを話しているのですが、前の章で言葉の解説はあるし、 訳注も充実しているので、話していることが理解出来ない所はあまりありません。 前の章では、キップ・ウィンガーや、ロブ・ロックの話も出てくるのですが、 インタビューのページではこの二人は出てきません。ちと残念。 インタビューが載っているヴォーカリストの例を挙げます。 レイ・アドラー、チャック・ビリー、ジョン・ブッシュ、ブルース・ディッキンソン、 リック・エメット、アンジェラ・ゴソウ(凄く短い)、ロイ・カーン、ロン・キール、 ティモ・コティペルト、ジェイムズ・ラブリエ、ヨルン・ランデ、 ティム“リッパー”オーウェンス、ジェフ・テイト、ジョー・リン・ターナーetc... では気になった話の内容をピックアップします。 ロン・キールは、メタルとカントリーを融合した音楽をやっているようです。 何だか想像つきません。 ロイ・カーンは、『1985年にクイーンズライチの「Rage For Order」を 買ってから、「Empire」まで彼らに夢中だった』と語ってます。 1985年には「Rage For Order」は発売されてなかったんですけど?? と言うつっこみはさておいて、私も夢中でした この2枚の間に発売された「Operation:Mindcrime」ともども、是非聴いて下さいね。 一番ショックだったインタビューはラブリエでした。 1995年1月、阪神淡路大震災の前日に観た時に、 ラブリエの声が本当に出てなかったのですが、それの理由がわかりました。 この時を境に、彼の声域も変わってしまったそうです。 ジェフ・テイトは、意識的に高音や低音を伸ばすための練習をしたことがないそうです。 自然に出てくるものらしい。。。フツーの人には参考になりませんなぁ。 インタビューのトリはコチラも6月に観る予定のジョー・リン・ターナー。 彼のバックグラウンドは、黒人と遊んでいた子供時代から来ているんですね。 他にどういうことを話しているのか知りたい方は本を読んで下さい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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