カテゴリ:音楽つれづれ話
今月のB!の記事で、「ハイトーン特集」が載ってましたよね。
私は常々、ハイトーンヴォーカルが好きとか書いておりますので、興味深く読みました。 で、そこで気になったのはハイトーンの定義。 Hard RockとHeavy Metalの違いだって結構曖昧で、特に初心者の方が、 「ハードロックとヘヴィメタルってどう違うの?」という質問をしたりしますので、 絶対こうだ、ってのはないと思うんですけれど。 ヒロセさんによると、ハイトーン・シンガーとは、「高い声を出せる」ことではなく、 「低い声が出せない」もしくは、「低いレンジで歌っても低く聞こえない」、 つまり、音域よりも声質の問題なんだとか。 「スティーヴ・ペリーはハスキーなので、ハイトーン・シンガーという印象は薄い」 へぇ~、ハイトーンシンガーだと思ってました。 「グレン・ヒューズのようにソウルフルな節回しをする場合、 ハイトーン・シンガーという印象は残らない」 確かに。だから黒人の人はハイトーン・シンガーだと呼ばれないんですよね。 ジェフ・テイトは、当初出てきた時はハイトーン・シンガーと思われてましたが、 実はそうじゃなくて、「高い声も出せるシンガー」なんですが、 高い声が出せるばっかりにハイトーンと誤解されたという。 ちなみにジェフ、今でもコレくらいは歌えます↓ Queensryche Take Hold of the Flame Live 9-8-07 しかし記事にもあるように、その後に出てきた、 「ジェフ・テイト・タイプ」という人たちがいますが、 そのシンガーたちは間違いなくハイトーンです。 この前、例のNHKの特番で、久しぶりにCrimson Gloryの曲を聴きました。 ここのシンガー、ミッドナイトは、声質もそうなんですが、 語尾の歌いまわしが特にジェフに似てるような気がします。 Crimson Gloryはお面バンドとしてデビューしたわけですが、 その後お面を外したら、顔もちょっとジェフに似てたのでちょっとビックリしました。 トランセンデンス←画像がないわん。 このアルバムが出たのは、Operation:Mindcrimeと同じ年だったんですね。 私が持っているのはCD初版ですけど、 「ジェフ・テイト・タイプ」が聴きたくて買ったのかなー。 で、そんなわけで今の所、私が思う現時点での最高のハイトーン・シンガーは インタビューも載っているミケーレ・ルッピです。 あんなに楽そうに高音を出すシンガーを私は他に知りません。 しかし彼が初めて作ったデモがHouse Of Lords"Love Don't Lie"だったんですってね~~。 私、この曲大好きなので、House Of Lordsと、 作者であるStan Bushのアルバムも持っているんですよ。 House Of Lords - Love Don't Lie ⇒ここのシンガー、ジェイムズ・クリスチャンもハスキーなので、 ハイトーンって印象は薄いなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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