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テーマ:治療関係のお勉強(24)
カテゴリ:講習日記
12/22(木)の今年最後の学校の授業(生理学)での内容から・・・
水分の吸収 ⇒ナトリウムの吸収に依存して、主として受動輸送により吸収される。 また、糖質やアミノ酸の吸収があるときには、それらの吸収に伴って吸収量 が増加する。 Na+:0.03%(下限)~0.2%(上限) 糖質:4%(下限)~8%(上限) 浸透圧:310mOsm/kgH2O 程度 ----------------------------------------------------------------- 上記は何をいっているかというと、体内における水分の吸収はナトリウムや糖質と一緒に水を摂取すると、高まるということです。 ただ、その割合がナトリウムイオンの場合0.03~0.2%の間がベストで、 (0.2%以上だとしょっぱくて飲めない) 糖質は4~8%の間がベスト しかし、その糖質がフルクトース(果糖)の場合、黄色人種の場合吸収され にくい場合があり、フルクトース(果糖)を含むスポーツドリンク(その時 の例ではO塚製薬のエOルゲン、などは血糖値が上がるのを抑えるために、 フルクトースを使用していて、そのため、吸収が悪く、飲むと下す人が結構 多いといってました。 そういったナトリウムと糖分のバランスを考えながらも浸透圧(水分子を引 き付ける力)310mOsm/kgH2O 程度を保たなければいけません。 とここまでは なるほど! と納得して聞いていたのですが、 浸透圧(水分子を引き付ける力)310mOsm/kgH2O 程度?????高浸透圧 引っかかってしまいました。 以前に書いたブログです↓ 2005年05月20日 浸透圧~スポーツドリンク また、今話題になっているハイポトニック飲料(低浸透圧飲料)、F1の佐藤琢磨選手のH2Oなど は、「全くのうそでだまされないように」 ベストなスポーツドリンクはポカリスエット、アクエリアス、ゲータレード と話していましたが、私もH2Oを飲んだことがなかったら、この授業でだまされてしまっていたかもしれません。 他にも一般のランナーと違って、一流のマラソン選手は水分補給しなくても 良いとかなんとかいってましたが、どうなんでしょうね? 最後は自分の感覚を信じるのが一番のようです。 理論も大切ですけど感覚を重視しましょう。 自動販売機でも買えると思うけど↓飲んで比べてみて! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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