本日は2年生になって新しく増えた科目整形外科学の授業から、
現役の整形外科医の講師が講義を行うため、まだ2回目の講義ですが、とても興味深く講義を聴いています。
前回の授業での自己紹介では、その整形の先生は過去に大学病院で多くのヘルニアの手術を行い、確かにヘルニアの除去を行ったにも関わらず、痛みや痺れの取れない患者さんを多くみて、疑問を感じ、一時は中国に鍼灸や気功を習いに行って、日本でも気功教室をリハビリルームで行っていたらしい。
そして、興味をそそられたのが、気功教室を行っていた頃、一人凄く気の感覚が優れた生徒がいて、上達して気の力でスプーンを曲げて、またそれを気の力で元に戻すこともできてしまうなど凄いことが起き出したのはいいんだが、ある時期から先生を批判したりし始め、また、精神的にも発狂するなど、おかしくなりはじめ、(これを偏差といいます、副作用のようなものです)中国から気功の先生を呼んで治してもらったことがあるそうです。
何やら中国では気功で偏差が起きた人用の精神病院まであり、やはりそれも気功で治すようです。
そんなことで、気功教室は止めてしまったようです。
かつて、日本には中国から鍼灸、漢方、推拿、接骨などの医学が伝わった時になぜか、気功だけが伝わらなかったのは、日本人が気功の副作用を恐れ採用しなかったという理由があるそうです。
このような経緯を持つ整形外科の先生から臨床の話を聞けるのはとてもありがたいです。
そして本日はカルシウムの話
現在日本人のカルシウム必要摂取量は800mg/日と言われています、これを、牛乳で摂取しようとすると牛乳100mlに約60mg含まれるので1.3L飲まなければいけません。
さらに、
こんなのは嘘800で性別年齢次期によって必要量は凄く変化するそうです。
男性では第二次成長時に一番必要で、女性では妊娠中はその3倍の摂取量、授乳期には6倍の摂取量が必要ということです。
牛乳7、8リットル 飲まなければなりません。無理ですね。
また、牛乳が身体に良いとかカルシウム摂取に適しているというのは、かつてのアメリカの戦略で、カルシウムの摂取にもっと適しているものに次のようなものをあげていました。
第一 ひじき (海藻類)
第二 切り干し大根 (天日に干したもの)
第三 納豆 (発酵したもの、ヨーグルトは良いけど、日本人には乳糖(ラクトース)を分解できる酵素をもった人が2割ほどしかいないので微妙)
そしてカルシウムとリンの吸収を促進するビタミンD摂取には干ししいたけがおすすめだそうです。
カルシウムの必要摂取量が多いスポーツマンや妊婦さんにはこのような素材が入ったレシピをおすすめするようです。
他には話題のヒアルロン酸、靭帯の話など興味深い話がありました。
ということで、先生からのおすすめ書籍
今回のネタとは違うけどおすすめサイト