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カテゴリ:講習日記
本日の整復固定学の授業は鎖骨骨折でした。 こちらは骨折部にあてるキャストライトです。 型取り時のポイントは胸を反らした状態で胸郭を広げて骨折部(鎖骨中外1/3に好発)の整復を保った状態で手早くすることです。また、キャストライトはには水をしみこませますが、その水が25度以上の温度だと化学反応で熱くなりすぎやけどの危険があるので注意することです。
同じく胸を反らした状態で3裂巻軸帯を使い背側8字帯で固定します。 一帯目はけっこうきつめでないといけません。後からきつくすると包帯がよれてしまいます。 そして最期のポイントは三角巾で患肢を吊るす時、鎖骨骨折の整復位を維持させたいので、通常のただ吊るすだけの固定と違い、首の後の結び目を横にずらし、三角巾の頂点と結んで患肢が前方に動かないように固定させます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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