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カテゴリ:講習日記
本日は臨床応用の授業からの2つにわけて、まずは皆さんは冷湿布と温湿布の違いをご存知でしょうか?
冷湿布は捻挫などが起こした急性期に炎症を抑え冷やすために使う湿布で温湿布は慢性期に血行を良くするために温める湿布だと思っていないでしょうか? 書く言う私もそう思っていたのですが(恥ずかし・・・) この2つの湿布(冷湿布 温湿布)はほとんど同じ効果だということです。 実際は冷感湿布と温感湿布と呼ぶそうで、冷たく感じるか暖かく感じるかだけだそうです。 捻挫をした時など、冷やすために冷感湿布をしても冷やす効果はないようです。 実際に授業でもデモでやってましたが、血行がよくなるので皮膚温は0.5度ほどあがり、はがすと少し赤くなります。 また温湿布にはカプサイシン(とうがらし)が含まれており、皮膚に貼り付けると毛細血管が拡張し肌が弱い人はただれてくるので、そういう人には冷感湿布を少し温めてあげて貼るとよいそうです。 それでは捻挫などの急性期にはどうするかというと、氷嚢やコールドスプレーで冷やしてあげます。 注意点でコールドスプレーは直接だと凍傷をおこしてしまうので、スポーツ時などはユニフォームの上からスプレー缶半本ほど大量にかけてあげるということです。 そういえば中学高校の頃、部室にあったコールドスプレーを後輩の首元など後から吹きかけてふざけた想い出があるような、ないような・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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