統計を開始してから、7月としては初の台風発生無し、のお話。
今回も毎度の、レムとのライン通話中ですな。 レム:台風ってどれくらいの強さなんだ? トライス:・・・どれくらいって、それこそ、河川の氾濫を引き起こしたり、強い風で屋根や窓を壊したりするもんじゃないの? 数希:・・・感覚的なお話?まあ、一般的には風の強さなどで決まっているわけだけどね。 千里:そうですね。気象庁の説明から引用しますね。まず、熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びます。このうち、北西太平洋(赤道よりも北側で東経180度より西側の領域)または南シナ海に存在しているもので、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)が秒速17・2m(34ノット:風力8)以上のものを「台風」と呼びます。 翔:なお、台風の「大型」や「非常に強い」などの台風についての表現のお話は、『台風、昔は「小型の」「並の」という表現があったような・・・?のお話。』https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/201908120000/に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。 トライス:ちなみに、「台風」のほかにも、「ハリケーン」とか「サイクロン」とかって名前もあるよね。確か、「ハリケーン」は赤道よりも北側で北大西洋やカリブ海、メキシコ湾および西経180度より東の領域の北太平洋東部、「サイクロン」はインド洋北部やインド洋南部、太平洋南部に存在する熱帯低気圧を指すんだったかな。でも、あくまでも今回は「台風」という名前に限った場合のお話だけどね。そして、今回は、この「台風」に関してのお話だよね。 千里:そうですね。本日7月31日の話題となります。気象庁によると、現在南シナ海に存在している熱帯低気圧につきまして、定期的に観測している中、本日31日の最終観測となる午後9時の段階で台風に発達しなかったそうです。この結果、1951年に統計を開始してから、7月としては初めて台風が発生しませんでした。 トライス:なんか、早い時なんかは5月とかにも台風が発生した記憶もあるけど、7月でまるまる台風が発生しないというのも、なんか珍しい感じだよね。 数希:ちなみに、さっき千里の言っていた熱帯低気圧だけど、中心気圧が998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15mで、最大瞬間風速は23mということで、8月1日になってから台風にまで発達する可能性はあるみたい。 トライス:そうなんだ?それにしても、いろいろと世界的な異常気象があるのかもしれないよね・・・。 【・・・台風、今年はあまり日本に上陸しないといいですよね。】