NASAの火星探査車「パーサビアランス」、火星への着陸に成功、のお話。
トライス:「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな一歩である」って言葉を思い出したな。 レム:なんかすごそうだな。誰の言葉だ? トライス:・・・誰だったっけ?ガガーリン?誰の言った言葉だったか忘れたよ。 トライス:それじゃ、意味がないだろ?さっきの言葉はアメリカの宇宙飛行士、ニール・アームストロングの名言だって。アメリカの宇宙飛行船アポロ11号に乗って、1969年7月20日に人類で初めて月面着陸に成功したときにつぶやいたとされているよね。 アトラ:なお、原文の英語では「That's one small step for ( a ) man, one giant leap for mankind.」と言われたとされていますね。 トライス:なんか、「a」を抜いちゃったとか抜かなかったとか言われているんだったよね。 レム:そうなのか・・・。それで、今回の名言はなんか関係があるのか? トライス:結構あるかな。今回は、人ではないけど、着陸成功の話が入ってきたんだよね。火星に。 千里:そうですね。2月18日の話題となりますアメリカ航空宇宙局(NASA)は18日、2020年7月30日にフロリダのケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた火星探査車「パーサビアランス(Perseverance)」が火星への着陸に成功したことを発表しました。パーサビアランスからは、着陸した直後に最初の画像が送られてきたそうですね。なお、火星では太古の生命の痕跡を探すなどの探査活動が行われるそうです。 トライス:日本では「はやぶさ2」がミッションを終えて「玉手箱」というか、「宝箱」を落としてさらに次のミッションに向かっていったわけだけど、外国でも頑張っているって思うとすごいことだよね。 翔:なお、「はやぶさ2」のお話につきましては、『はやぶさ2から分離されたカプセルをオーストラリアで回収、のお話。【前編】』https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202012060000/に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。 数希:ちなみに、火星についてだけど、中国も探査機を飛ばしているんだよね。2月10日には、中国国家航天局が2020年7月に打ち上げた火星探査機「天問一号」について、火星を回る軌道への投入に成功したって発表しているんだよね。そして、5月から6月にも、火星の地表に着陸するかもって言われているんだ。 トライス:・・・だんだんと中国も力をつけているだけに、日本はうかうかしていられないよね。日本ももう少し、宇宙に対する予算を増やしてほしいものだよね。 【・・・ちなみに、トライスの最初の言葉で登場した「ガガーリン」とは、旧ソ連の宇宙飛行船ボストーク1号に搭乗し、1961年4月12日に人類として初の宇宙飛行(地球一周有人飛行)を成し遂げた旧ソ連の宇宙飛行士、ユーリイ・ガガーリンのことでしょうね。彼は「地球は青かった」と言ったとか言わなかったとか・・・。(実際は、「空は非常に暗くて、地球は青みがかっている」との意味合いで言ったみたいですね。)】