JR東日本が2020年度の駅別乗車人数ランキングを公開したわけですが・・・のお話。
トライス:・・・新型コロナで、日常と大きな変化が出ていることの表れなんだろうね。 レム:お、どうした?ちょっと社会実験をしちゃったら、新規感染者が5万人を超えちゃったとか? トライス:・・・ずいぶんと自虐的な、アメリカンジョーク的なお話だよね。お前のとこの本国、イギリスでの話だろ? 千里:7月16日のお話ですね。イギリスでは16日、1日当たりの新規感染者数が5万人を超えました。およそ半年ぶりの5万人超えとなります。これは、ロンドン市で7月に、ヨーロッパ選手権で6万人以上の観客を入れてサッカーの試合を行ったことなどが理由とみられております。 トライス:イギリスでは、すでに全国民の3人中2人が2度目のワクチン接種を終わらしているらしいけど、それでもかかることはかかるんだね。ちなみに、感染が急速に拡大していても、イングランドでは、19日からほぼすべての規制が撤廃される予定っていうから、またすごいことになるんだろうけどね。 数希:でも、新規感染者数の割に死者数が少ないのは、やっぱりワクチン接種の効果なんだろうね。まあ、何度もロックダウンをしていたことだし、経済的にも限界だったんだろうけどね・・・。 レム:とりあえず、だんだんと日常の外に出られる生活がオレの場合はできていくから、ありがたいんだけどね。ちなみに、言いたかったのは何の話だ? 数希:今回は、首都圏などを走る、JR東日本の2020年度の駅別の乗車人数の話だね。 千里:そうですね。7月9日のお話ですね。9日に、JR東日本は2020年度の駅別乗車人数を公開しました。それによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、新幹線や在来線は、いずれもその多くの駅で、2019年度から大きく減少しました。1位は新宿駅、2位は池袋駅、3位は横浜駅、4位は東京駅、5位は渋谷駅、6位は品川駅でした。このうち、3位の横浜駅と4位の東京駅、5位の渋谷駅と6位の品川駅は、それぞれ順位が入れ替わりました。また、1988年度の統計開始以来、初めて横浜駅が3位に上がりました。 レム:そうなのか・・・。 翔:なお、JR東日本の2019年度と2020年度の駅別乗車人数トップ10は次の通りですね。 2019年度順位 駅名 1日平均1位 新宿駅 775,386人2位 池袋駅 558,623人3位 東京駅 462,589人4位 横浜駅 419,440人5位 品川駅 377,337人6駅 渋谷駅 366,128人7駅 新橋駅 278,334人8駅 大宮駅 257,344人9駅 秋葉原駅 248,033人10駅 北千住駅 221,634人 2020年度順位 駅名 1日平均1位 新宿駅 477,073人2位 池袋駅 376,350人3位 横浜駅 290,376人4位 東京駅 271,108人5位 渋谷駅 222,150人6位 品川駅 220,930人7位 大宮駅 188,576人8位 新橋駅 175,368人9位 北千住駅 161,271人10位 川崎駅 159,802人 レム:それにしても、結構減ったもんだな~! 数希:そうだよね。全体では2019年度と比べて、約3割も減っているみたいだからね。緊急事態宣言や「まん延防止等重点措置」が何度も出て、テレワークも推進されている状況だから、今しばらくは人が少ない状況が続くんじゃないのかな。 翔:なお、「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の違いにつきましては、『4月5日から、1府2県で「まん延防止等重点措置」が適用されるわけですが・・・のお話。』https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202104030000/に載っております。また、直近の緊急事態宣言と「まん延防止等重点措置」のエリアのお話につきましては、『東京都で7月12日より4度目の緊急事態宣言発令へ、のお話。』https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202107110000/に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。 【・・・さて、2021年度は、駅別乗車人数の順位に変化がありますかね?】