TRY-SUADEの世界へようこそ！

トライス：・・・難しい問題だよね。

レム：どうしたんだ？最近体重が増加気味だけど、こたつでミカンを食べるか、アイスを食べるか、ということか？

・・・プッツリ。

数希：・・・あ、（ライン通話を）切った。

トライス：余計なお世話だっての。

【毎度の、レムからのイギリスからのライン通話中でした。それはさておき・・・。】

レム：なんだよ、切らなくったっていいのに・・・。ところで、今回は何の話だったんだ？

トライス：コスプレと著作権のお話、かな。

レム：コスプレ？著作権？何か聞いたことがあるよね。

翔：なお、著作権のお話につきましては、

『スタジオジブリが過去の映画作品画像を「常識の範囲」で無償公開開始、のお話。【後編】。』

https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202009200001/

に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。

トライス：覚えてくれていて、何よりだね。

レム：コスプレと著作権って、なんか関係があるのか？別に、アニメ化されているわけでも実写化されているわけでもないわけだから。それとも、このキャラクターなら、このサイズで、この指定された衣装を着ないと世界観が崩れるからダメ、とか？

トライス：いやいや、どちらかというと、衣装を着た姿で公開している段階での問題かな。アニメ版にしても実写版にしても、その時の人気俳優が特に意味もなく登場して、目も当てられないぶち壊しの作品に一役買う形になって、「著作者人格権」ってどうなっているんだ？っていうこともあるわけだけど・・・って、それはさておき、本題に入ろうか。

千里：そうですね。1月23日のお話となります。日本文化を海外に輸出・発信する「クールジャパン」の材料の一つとしてアニメやゲームがありますが、これらのキャラクターに扮するコスプレに対して、政府は著作権トラブルとなる事態を防ぐためのルールを整備することにしました。特に、著作権法との関係で問題になりかねないものとして、コスプレをして利益（報酬）を得るとが挙げられます。2020年11月27日には井上信治国際博覧会担当内閣府特命担当大臣が、写真をSNSに載せる場合やイベント等に参加して報酬をもらう場合、具体的な場面において法的な整理が必要だという指摘があったことから、検討していく必要性があると言及しています。

レム：そうなのか・・・。実は、コスプレって著作権が関係するのか？

数希：それは、本来はアニメのキャラクターのものに扮した服装をするんだから、著作権は関係するよ。でも、日本の場合、私的な使用については例外的に著作権の許諾はいらないんだけどね。

トライス：とはいえ、コスプレは海外でも人気があって認知度もあるわけだし、何よりコスプレのもととなるキャラクターの原作は日本にあるわけだから、早めに「グローバル・スタンダード（世界標準）」を作っておいたほうがいいよね。そうしないと、無法地帯になって権利者のためにならないからね。ここまでならOKで、ここからは著作権の許諾がいるとか。申請方法はこうで、といったこととか。

【・・・コスプレ、皆様はされたことってありますか？】