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トライス：さてさて、12月もあれよあれよという間に過ぎ去って、いつの間にかクリスマスも終わったよね。それこそ、12月25日まで華やかに飾られていたツリーやイルミネーションなどのクリスマスの飾り付けが、翌日からは嘘のようにすっかり無くなってしまって、代わりに門松などのお正月モノが、駅前にでんと鎮座していたわけだけどね。

数希：師走恒例の、変わり身の早さというか、模様替えだよね。何しろ、クリスマスの1週間後には、新年の1月1日の元日を迎えるわけだからね。ちなみに、トライスはクリスマス、どう過ごしたんだっけ？

トライス：俺か？それはもう、他人の目を気にすることなく、好きなケーキを買って食べることをひたすら楽しんでいたわけだけどね。

【・・・ちなみに、トライスは大の甘党ですな。】

トライス：そういえば、カズサとあやかも楽しめたのかな？

数希：それはもう、子供にとってはクリスマスとお正月は二大イベントだからね～！ケーキに、プレゼントに、お年玉に・・・。

トライス：まあ、そうだよね。そして、いよいよ年末年始に入るわけだけど、今日はスーツケースや大き目の旅行カバンを持って電車に乗り込む人が結構いたような気がするかな。

千里：そうかもしれませんね。本日の12月28日を2022年の仕事納めとしている企業も多いとは思いますが、有給休暇を使い、混雑を避けて前倒しで移動をされているのかもしれません。

数希：雪が降るなど天気が良くない予報が出ている地域もあるだけに、交通機関に影響が出て足止めされる前に移動しておきたいのかもしれないよね。

トライス：そっか、いずれにしても、世の中では仕事納めで、いよいよ年末年始モードに入るわけだな・・・。

何かとやることが多くなるんだよね・・・。

レム：ところで、「仕事納め」っていったい何だ？

トライス：お、レムか。・・・まあ、そこは千里にお願いするかな。

千里：「仕事納め」とは、年内最後の業務を終えることを言い、日本の官公庁、つまり役所では「御用納め」とも呼ばれています。官公庁では、「行政機関の休日に関する法律」によって12月29日から翌年の1月3日までを休日と定めておりますので、12月28日が年内最後の業務日となります。ですので、官公庁ではこの12月28日が「御用納め」となりますね。一方の民間企業では、企業によってバラバラですが、官公庁の「御用納め」である12月28日を「仕事納め」としているところが多いですね。

レム：そっか、官公庁は「御用納め」で、民間企業は「仕事納め」って言うんだな・・・。

数希：そんな感じ。ちなみに、年内最初の業務を始める「仕事始め」は、2023年1月4日となるわけだけどね。

レム：そうなのか・・・。ちなみに、トライスたちは年末年始、どうするんだ？

トライス：そうだな・・・まあ、年賀状や年賀メールを準備しておくくらいかな？・・・って、レム、何で家に来ているんだ？

レム：それは、今は入国が大幅に緩和されているからに決まっているだろ？ワクチンもすでに3回は打ってきているわけだし。せっかくの年末年始、色々見て回りたいじゃん！

アトラ：レム様・・・。

トライス：そっか・・・。まあ、それもありかな。ちなみに、イギリスは中国のように急激に感染者数が増えているわけでもないし、大丈夫なんだろうね。

千里：12月27日の話題ですね。岸田文雄首相は27日、中国からの入国に関する緊急措置として、中国本土からの渡航者に対して、臨時的な特別措置を12月30日午前0時から適用する方針を明らかにしました。具体的には、中国本土からの渡航者と7日以内の渡航歴のある人は全員入国時に抗原検査を実施し、陽性者は待機施設で原則7日間の隔離とします。また、中国から日本へ到着する旅客便につきましても、到着空港を東京国際空港（羽田空港）と成田国際空港、関西国際空港と中部国際空港の4つの空港に限るとしています。

トライス：今回は、珍しく岸田首相は先手を打ったような気がするね。何より、中国本土で感染が急拡大していると思われている割に、国と地方で統計が大きく食い違っていれば、信用できなくなるのもわかるよね。中国の外務省が「各国の防疫措置は科学的で適切なものであるべきで、正常な人の往来に影響を与えるべきではないと考える」とコメントを出して、今回の日本の緊急措置に対して苦言というか、反発しているようだけど、中国の新型コロナウイルス感染症の感染者数の統計が、特に政府発表のほうが正直デタラメで信用されていない以上、入国側が警戒して対応をとることは仕方がないよね。何しろ、ケタが違うくらいの感染者数のずれって、明らかにおかしいわけだから。それに、約3年前の2020年の春節のころに中国の観光客が日本に入国して、その後の日本国内での新型コロナウイルス感染症の急拡大を招いた前例があるわけだし。

数希：あったよね・・・。中国は、これまで定期的なPCR検査の実施などで感染を厳しく封じ込める「ゼロコロナ」政策をとってきていたわけだけど、不便さに対する国民の不満のガス抜きを図るため、中国指導部は一気に緩和させて経済を回そうと躍起になっているよね。だけど、急な路線変更は、新型コロナの感染者数を激増させるなどで、かえって中国国内外で混乱を招くだけかも入れないよね・・・。

【・・・イギリス人のレムとアトラが久しぶりに来日したことはさておき、皆様は年末年始、どのようにして過ごされますか？】