|
カテゴリ:おまけ!
【・・・さてさて、今回は2022年の振り返り第2弾、となりますが・・・。】
翔:なお、2022年の振り返り第1弾のお話につきましては、 『2022年の振り返り【その1】:「風流踊」、ユネスコ無形文化遺産に登録決定・・・のお話。』 https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202212290000/ に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
トライス:さてさて、2022年も、そして12月も今日を含めて残りあと2日になったわけだけど、数希は何か気になった出来事はあったのか?
レム:オレは、久々にイギリスから日本へ旅行できたことかな。
トライス:本当は、数希に尋ねていたんだけどね。ま、いいか。・・・でも、思えばそうだよね。2020年以降は新型コロナ禍で、外国人の方々には、事実上の入国制限がかかってきていたからね。それこそ、2022年のつい最近になって、日本は一般の外国人の旅行についても事実上解禁したわけだからね。もちろん、ワクチンの3回接種とか、今でも入国に条件はあるし、最近は中国からの渡航者のように、12月30日午前0時から臨時的な特別措置を実施するなど、水際対策が復活している国もあるわけだけど。
レム:そんな感じだよね。ちなみに、今のところはうち(=イギリス)は関係ないみたいだけど。
翔:なお、中国からの入国に関する臨時的な特別措置につきましては、 『2022年の仕事納め、12月28日が多そうで・・・のお話。』 https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202212280000/ に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
数希:でも、12月30日現在では1ドルが131円台と、今年一番円安ドル高だった1ドルが151円台だった2022年10月のときよりは、幾分かは円高ドル安になってきているよね。だから、その時よりは買い物をしても、円安のメリットは少ないかもしれないけど。
レム:大丈夫、オレの国(=イギリス)ではアメリカ・ドルではなくて、ポンドを使っているから。それに、普段はアトラがお金は持ち歩いているから、オレは関係ないし。
トライス:お~い、レム、円安ドル高なら、大体、円安ポンド高でもあるからね。逆に、円高ドル安なら、円高ポンド安になる傾向があるんだ。そして、頼むから自分でお金を持とうね。
アトラ:レム様・・・。なお、12月30日現在ですが、1ポンドは159円台となっております。
数希:・・・ということで、今回は一時1ドルが151円台にまで円安になった、為替のお話についてだね。
千里:そうですね。2022年10月21日の話題です。イギリス・ロンドン外国為替市場の10月21日の取引におきまして円安(ドル高)が進み、一時、1ドルが151円94銭と、151円台後半まで急落しました。1ドルが151円台となるのは、バブル景気の終盤となる1990年7月以来、約32年ぶりとなります。今回の円安となった理由ですが、アメリカの物価動向でインフレ圧力がまだ収まりそうにみえないことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げが続くとの見方が強まり、日米間の金融政策の方向性の違いが意識されたことによりますね。
レム:以前は137円くらいって話だったけど、いつの間にかもっと円安が進んでいたんだな。それにしても、32年ぶりって相当すごいよな。
翔:なお、1ドルが137円台のお話につきましては、 『【2022年6月から:その2】24年ぶりの1ドル137円台ですか・・・のお話。』 https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202207090000/ に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
数希:10月段階では、まだ日本銀行(=日銀)では金融緩和策を続ける方針を崩していなかったから、日米間の金利差が大きなままだったんだ。この場合、低金利の日本円より高金利のアメリカドルのほうが投資家にとってはメリットがあるので、結果的に円安になりやすい状況だったんだ。すると、このときの日銀が取れる円安に対抗する手段で手っ取り早いのは、この日もしたと思われているけど、ドル売り・円買い介入、つまり為替介入なんだけどね。
トライス:2022年9月に24年ぶりに為替介入に踏み切って、この10月にも行ったといわれているよね。
レム:そうなんだな・・・。これはまた、24年ぶりっていうのもすごいよな。
トライス:それだけ、急な円安だったということだよね。
レム:ちなみに、一番ドルに対して円高だったのはいつぐらいなんだ?江戸時代か?
トライス:そんなわけ、あるかい!当時の通貨は寛永通宝や天保通宝だから。そもそも、「円」という単位ですらないし。
アトラ:レム様・・・。
数希:ちなみに、明治時代に入った1871年(明治4年)に「新貨条例」を制定して「円」を基本の貨幣単位として、あわせて「円・銭・厘」という新しい単位も決定したんだけどね。
千里:話を戻しますが、直接比較できるのは、戦後の円相場となりますね。戦後の日本は、長い間1ドルが360円の固定為替相場制となっていました。その後、1971年にはニクソン・ショックが起こり、1973年以降は変動為替相場制へと変更しました。その、1973年以降ですが、史上最高値となったのは、2011年3月の東日本大震災後となる2011年10月31日で、1ドルが75円32銭となりました。
レム: 1ドルが151円94銭だったときと比べて、1ドルが75円32銭のときの日本円って、約2倍の価値があるということになるよな。すごいよな・・・。でも、何で今は円高になっていているんだ?
数希:理由はいくつかあるのだけど、直近の大きな出来事としては、日銀がこれまでの大規模な金融緩和策から事実上の軌道修正を決めたと投資家などにみられたから、かな。具体的には、これまで日銀は長期金利について、「プラスマイナス0.25%程度」の変動幅で推移するように調節するとしてきていたんだけど、12月20日に、この変動幅をプラスマイナス0.5%程度に変更したことが挙げられるんだ。
レム:・・・違い、あるのか?
トライス:大ありだから。それこそ、住宅ローンを借りる人には、大きな影響が出てくるだろうから。・・・とまあ、こんな感じで、最近は円高に振れてきたということだよね。
レム:そっか・・・。
【・・・ということで、海外旅行をされている方は、円高や円安について、気にされている方は多いでしょうかね~?】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 31, 2022 02:02:58 AM
コメント(0) | コメントを書く
[おまけ!] カテゴリの最新記事
|
|