chihoka`sのブログ

　　
　　子供達には　主人の実家で暮らす　義父の母のひぃばばちゃん９８歳と
　　　　　　　　　義母の両親９２歳のひぃじぃちゃんと８９歳のひぃばばちゃんがいます。

　　　　
　　　　　　　　昨日は　８９歳のひぃばばちゃんのお葬式でした。　
　
　　義母の実家は１００年以上たった　日本昔話に出てくるような家がまだ残っている所で
　　　　
　　　
　　　　穏やかな秋の青空に柿が鈴なりで　昔野菜を洗ったり洗濯をした水場がひかれ
　　　　　　
　　　　　　　　硬く踏み固められた薄暗い広い土間　　玄関には昔使っていた臼　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　ペンキのはげた牛乳配達の木箱　高い天井と囲炉裏　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　
　　ふすまを全部はずして　座布団を敷き詰め　長く暮らしたこの家からおばあちゃんを見送ります


　　　　　　ぽかぽかの縁側の柱によっかかっておばあちゃんを見守るおじいちゃん
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　二人で６８年もの日々を過ごしたそうです。

　　　
　　　淡々と穏やかに見守っていたおじいちゃんでしたが
　　　　　　
　　　　　　　おばあちゃんを棺に移し、旅支度を始めたとたん　嗚咽し泣き崩れてしまいました　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　おじいちゃんが　　とても小さく　　見えました。

　　
　　　　火葬場には絶対行かないと言うおじいちゃん
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　いいさ・いいさここで待とう　と　おじいちゃん　おばあちゃんのお友達　　

　　　
　　
　　　　お昼はご近所の方の手作りおにぎりを頂き　
　　　　　　　　　　ゆったりとした時間の流れの中での　本当にあたたかなお葬式でした



　　　　今日もまだお葬式の片付け等　義母達はバタバタと実家に向かい
　　　　　　　私達は　高速を１時間少々走り帰宅したのですが　荷物の片付けを始めた途端
　　　　
　　　　先程義父から９８歳のひぃばばちゃんが救急車で入院したと連絡が入りました。

　　　　　　　　げげげ・・・まさに　げげげ・・・です。