今日は初心に帰って…
今日は初心に帰って、一年前に出したTSスタイルを見直してみました。私の家づくりの考え、これからの家づくりについて、私自身も見直して、初心に帰って進んでいきます。よろしくお願いします。TSスタイル No.1 2005.2.1 たいへん寒くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか? 専務の志田尾隆司です。今月より皆さんにTSスタイルという、ニュースレターを発行することになりました。 TSデザインの家づくりについて知っていただけたらうれしいです。 最初に私(志田尾隆司)のことを少しお話しますね。 今年の5月で33歳になります。6年前に結婚して、4才の男の子のお父さんをしています。浜田に帰ってきてから、7年になります。 小学校の時は,学級委員をしたり,サッカー部のゴールキーパーをしていました。あだ名は「びーちょ」。へんなあだ名でしょう?今でも同級生に呼ばれるときは少しはずかしいですね。名前の由来は後日…。中学校の時は,部活でバスケットボールを3年間やりました。ポジションはガードです。ガードってパスをまわしたり,ロングシュートを打ったりするポジションです。今話題の日本人初の米国プロプレイヤーの田臥選手みたいな感じです。高校でも,3年間バスケットをしていました。勉強に部活にと忙しかったですね。その頃からはっきり家業を継ごうと思い始めました。大学は東京で建築の勉強をしました。人並みに勉強も遊び?もして,良い経験となりました。就職は広島県三原市の地場の建設会社で,マンションや工場の現場監督をしていました。3年後浜田に帰って来いとの要請がありまして,家業のほうを手伝うこととなりました。その直後,妻と出会うこととなりますが,その辺のお話は叉後日…。趣味は,読書や映画鑑賞ですね。面白かったのは,邦画の「キャシャーン」でしたね。よく映画を見終わると,妻と「今日見た映画は80点!」と評論?していて,いつも私がSF物(スターウォーズでした)とかみて「90点!」というと,妻は「20点!」と酷評なのですが,この映画は珍しく100点でした。少しストーリーが分かりにくいですが,切なくなる映画ですね。また少しずつ,こんな風にお話していこうと思います。私の家づくりについて少しお話させていただきます。良い住宅とは,良い材料(建材といいます)とは何かと考え,いろいろ調べて,公園や展示会などに行って,自分で言うのもなんですが,一生懸命勉強しています。そして,行き着いた先は(まだまだ先はあると思ってますが…)できるだけ自然素材でつくった家が一番だと感じたことです。そのきっかけは,私の子供が6ヶ月くらいから,アトピーになったことです。ひざの裏やひじが痒くなって,夜2時間おきに痒いところをかきむしって,キズになるし血がでるし,それをなだめる妻や私は肉体的にも精神的にもすごくたいへんでした。アトピーの原因は,いろいろあるのですが,私たちの場合は,食べ物でした。卵やお米が原因でした。でも最初は浜田では原因すらも詳しく分からず,いろんな病院に行って,塗り薬とかをためしたり,漢方をためしたり,アトピーに効くよーっていわれるものを買って試したりしました。でも,なかなか良くならずに,近くにもっと良い方法はないかと調べて,広島のさかたに小児科の先生と出会いました。その先生独自の治療法で毎週広島に通いました。その甲斐あって,劇的に良くなり,夜も眠れるようになり,先生には感謝しています。今は,浜田医療センターの小児科で同じ治療法が受けられます。(今はさわだ小児科さんになりました)小児科の先生が広島まで勉強に行かれたそうです。これもアトピーの人にはたいへんうれしいことです。本当に先生方には感謝感謝です!!ちなみに今は治療しなくても良いくらいになりました。今は元気すぎて困っています(笑い)。私たちの子どもの場合はなかったですが,家にひそむダニやハウスダストが原因のお子さんもいらっしゃるでしょう。そのとき初めて,アトピーやぜんそくでたいへんな思いをされているお子さんやお母さんがたくさんいることが分かりました。ある日新聞を見ると「小さな子供2人とお母さんが子供のアトピーを苦に3人で自殺」という記事がありました。ああ,お母さんたいへんだったのだなあ,もしアトピーをなおす方法を知っていれば自殺することなかったのになあ,もし同じ浜田だったらアドバイスできたのになあと思い,残念で涙が出そうになりました。そして,私は子どもたちが健康で快適に暮らせる家,ダニやカビが発生しにくい家,ストレスの少ない,お母さんたちが心安らかに子育てのできる家をご提案したいと思いました。それには健康に害を及ぼす恐れのある建材を使わずに,できるだけ自然素材のものを使った家をつくる必要がありました。しかし,自然素材でつくる家は今まですごく割高になって,予算の関係上断念される方も多かったのです。お若い子育て世代の方には手も出ないような金額になっていました。それではいけない,健康で快適に暮らせる自然素材の家をできるだけ多くの方に,特に子育て世代の若い方に提供できる価格を目指さなくてはと思いました。それから,安くても今まで以上に良い物を研究して,いろんなメーカーや資料を探した結果,風家という商品が完成しました。少しずつその良さをご報告させていただく予定です。みなさんに喜んでいただける良い家を多くの方に自信をもってご提案できることが本当にうれしいです。長文となってしまいましたが,私の家づくりについて書かせていただきました。お付き合いいただきましてありがとうございました。2005.2.1 TSデザイン2005.2 創刊号 2005.3 No.2 2005.4 No.3 2005.5 No.4 2005.6 No.5トップページに戻る